Model 27902 取扱説明書



はじめに

ご使用の前に必ず日本語操作案内書(本書)をよくお読みのうえ、正しくお使いください。
また、お読みになった後は、本書を必ず保存してください。
重要: 本電話機は、ACアダプターを使用して稼動します。電源障害時に備えてACアダプターを使用しないタイプの電話機も用意しておくようにしてください。

ご使用前に

付属品が全て揃っていることを確認してください。

①受話器電池パック
②壁掛け用クレードル
③ACアダプター
④電話回線コード
⑤本体
⑥受話器


電話回線用モジュラージャック

本電話機を使用するには、右記のような電話回線用モジュラージャックが壁に設置されている必要があります。電話回線用モジュラージャックがない場合は、ご契約の電話会社にお問い合わせください。


電話機の設定 デジタル・セキュリティ・システム

本電話機は、デジタル・セキュリティ・システムを使用して、誤作動や不正アクセスを防止しています。
設置上の注意: コードレス電話機の電波は、周辺に置かれたテレビ、電子レンジやビデオデッキなどの家電機器に悪影響を及ぼすことがあります。これらの家電機器の近くに、本機を設置しないようにしてください。

通信機器の中には、本機と同じ2.4ギガヘルツの周波数帯を使用しているものがあります。適切な設定がされていないとお互いに干渉し合い、誤作動の原因となります。そのような場合は、取扱説明書を参照し、適切な設定を行うようにしてください。(2.4ギガヘルツの周波数を使用している可能性がある通信機器:ワイヤレスのオーディオ/ビデオ送信機、無線LAN、複数の子機が使用できるコードレス電話機、長距離対応のコードレス電話機など)

設置の際の注意事項

・発動機、蛍光灯、電子レンジ、加熱器具などの近くや直射日光が当たる場所には設置しないでください。通話中に雑音が入ったり、火災、感電、故障の原因となります。
・ほこりの多い場所、湿気の多い場所、低温の場所には設置しないでください。
・他のコードレス電話機やパソコンの近くに設置しないでください。
・雷をともなった悪天候の際は、電話の配線はおこなわないでください。
・電話回線用モジュラージャックには、水滴がつかないように注意してください。
・電話回線がモジュラージャックにつながった状態では、絶縁加工されていない電話回線や端末には決して触れないでください。
・電話回線の配線は、慎重に行ってください。

各部の名称(受話器)

phonebook(電話帳)ボタン
redial(再ダイヤル)ボタン
talk(通話)ボタン
tone*(トーン*)ボタン
clear/mute(クリア/消音)ボタン
format(フォーマット)ボタン
cid/vol +/-(caller ID/volume +/-)
(発信者情報/音量)ボタン
pause#(ポーズ#)ボタン
flash(終了)ボタン
menu/ok(メニュー/オーケー)ボタン


電話機を設置する

受話器に電池パックをとりつける。ご使用前に、電池パックを受話器にとりつけてください。
警告: 指定以外の電池パックは、使用しないでください。けがや火災の原因となります。

1. 受話器と電池パックがあることを確認してください。
2. 電池パックを取り付ける場所が受話器裏側にありますので確認してください。
3. 電池パックのコード先のプラグを、受話器裏側のコネクターに差し込みます。
  注意:コネクターにしっかりとはまるよう、プラグの向きに注意してください。
4. 電池パックを挿入します。
5. 電池カバーを受話器のやや上部に来るようにとりつけ、スライドさせるようにして閉じます。


本体の設置場所
1. 電源コンセントと電話コンセントの近くで、机やテーブルのような平らな所に置くようにしてください。また、壁掛けでお使いいただくこともできます。
2. 電話回線コードの片方を本体裏側の「TEL LINE」ジャックにつなぎ、もう片方を電話コンセントの電話回線用モジュラージャックにつなぎます。
  電話回線コードは、本体裏側の溝にそって押し込みます。
3. ACアダプターを電源コンセントに差し込み、もう片方のプラグを本体裏側のACアダプター端子につなぎます。ACアダプターコードは、本体裏側の溝にそって押し込みます。
4. 本体に受話器を置きます。charge/in use(充電/使用中)ランプが点灯し、受話器の電池パックが充電されます。
5. 初めて本機をお使いになる際は、十分な時間(16時間以上)充電してください。
  警告: 本機付属のACアダプター以外は、使用しないでください。故障の原因となります。

壁掛けで使う
1. 本体の中央にある「DESK(机上用)」と書かれたフックを親指で押し上げて引き出し、上下逆にして、「WALL(壁掛用)」と書かれた側を表にして、本体に取り付けてください。
2. 本体裏面の下部にあるボタンを押しながら、底部の部品をはずします。はずした部分に、下部のボタンを押しながら壁掛用クレードルを挿入して固定します。
3. 電話回線コードの片方を本体の電話回線用モジュラージャックに差し込んでください。
4. 電話回線コードを溝にそって押し込み、もう片方を電話コンセントの電話回線用モジュラージャックにつなぎます。
5. 本体裏面の壁掛用穴を、壁の取り付ける部分に設置された金具にはめ込み、しっかりと固定します。

電話機の設定を変更する

待受け画面
ディスプレイ画面に電波状態、電池パックの残量、日付、時間、受話器名が表示されます。

プログラミング機能
メインメニュー画面で使用したい機能を選ぶことができます。メインメニューでは、Setup HS(受話器設定)、Setup BS(本体設定)、Date/Time(日付/時刻設定)の項目を設定することができます。
注意:受話器が登録されていない、または受信圏外の場合、受話器設定や日付/時刻設定は変更できません。受話器設定、日付/時刻設定メニューに入ろうとすると「Unavailable(設定メニューに入れません)」が表示されます。
注意:設定変更中に、サブメニュー画面からメインメニュー画面に戻るには、clear/muteボタンを押してください。設定変更画面から待受け画面に戻るには、flashボタンを押してください。
注意:60秒間、どのキーも押されないままでいると、設定変更画面から自動的に待受け画面に戻ります。

Setup HS(受話器設定)
1. 待受け画面になっていることを確認します。
2. menu/okボタンを押すと、メインメニュー画面が表示されます。
3. cid/vol(+/-)ボタンを押して、Setup HSメニューにスクロールします。
4. menu/okボタンを押します。Ring Volume(着信音量)、Tones(音設定)、Auto talk(オート通話)、Handset name(受話器名)、Language(言語)を設定することができます。

Ring Volume(着信音量)
着信音量は、4段階(VOL 1, 2, 3, off)に設定できます。
Setup HSメニューから:
1. cid/vol(+/-)ボタンを押して、Ringer Volume(着信音量)サブメニューにスクロールします。
2. menu/okボタンを押します。cid/vol(+/-)ボタンを押して、お好みの音量に設定します。お買い上げ時は、VOL3に設定されています。
3. menu/okボタンを押して、設定を保存します。「Saved(保存しました)」と表示されます。
注意:待受け画面でclear/muteボタンを押すと、着信音をoffに設定できます。「着信音on/off」を参照してください。

Tones(音設定)

Setup HSメニューから:
1. cid/vol(+/-)ボタンを押して、Tones(音設定)サブメニューにスクロールします。
2. menu/okボタンを押します。Low battery(低電源通知), No coverage(通話圏外通知), Key tone(キー音)の設定を変更することができます。
3. cid/vol(+/-)ボタンを使って、設定変更する項目にスクロールして、menu/okボタンを押します。

Low battery(低電源通知)--設定をOnにすると、電池パックの残量が少なくなったときに、警告音が鳴ります。cid/vol(+/-)ボタンを押して、OnかOffを選んでください。menu/okボタンを押して設定を保存します。お買い上げ時は、Onに設定されています。

No coverage(通話圏外通知)--設定をOnにすると、受話器が通話圏外のときに、警告音が鳴ります。cid/vol(+/-)ボタンを押して、OnかOffを選んでください。menu/okボタンを押して設定を保存します。お買い上げ時の設定は、Onになっています。

Key tone(キー音)--ボタンを押した際の音を設定できます。cid/vol(+/-)ボタンを押して、OnかOffを選んでください。menu/okボタンを押して設定を保存します。お買い上げ時は、Onに設定されています。

Auto talk(オート通話)

オート通話を設定しておけば、着信して本体から受話器を上げたとき、talkボタンを押さずに、そのまま通話することができます。

Setup HSメニューから:
1. cid/vol(+/-)ボタンを押して、Auto Talk(オート通話)サブメニューにスクロールします。
2. menu/okボタンを押します。cid/vol(+/-)ボタンを押してOnかOffを選んでください。お買い上げ時は、Onに設定されています。
3. menu/okボタンを押して設定を保存します。「Saved(保存しました)」と表示されます。

Handset name(受話器名)

Setup HSメニューから:
1. cid/vol(+/-)ボタンを押して、Handset name(受話器名)サブメニューにスクロールします。
2. menu/okボタンを押します。お買い上げ時は、「Handset」という名前になっています。
3. ダイヤルボタンを使って、名前を入力します(最大13文字)。tone*ボタンで、大文字と小文字を切り替えることができます。
注意:誤った文字を入力したときは、cid/vol(+/-)ボタンを押してカーソルを前後に動かし、clear/muteボタンを使って一文字ずつ削除します。
4. menu/okボタンを押して、入力した名前を保存します。「Saved(保存しました)」と表示されます。

Language(言語)

Setup HSメニューから:
1. cid/vol(+/-)ボタンを押して、Language(言語)サブメニューにスクロールします。
2. menu/okボタンを押します。
3. cid/vol(+/-)ボタンを押して、英語、フランス語、スペイン語の中から使用言語を選ぶことができます。お買い上げ時は、英語に設定されています。
4. menu/okボタンを押して、設定を保存します。「Saved(保存しました)」と表示されます。

Setup BS(本体設定)

1. 待受け画面になっていることを確認します。
2. menu/okボタンを押します。メインメニュー画面が表示されます。
3. cid/vol(+/-)ボタンを押して、Setup BS(本体設定)にスクロールします。
4. menu/okボタンを押します。Area code(市外局番)とDial mode(ダイヤル方法)を設定することができます。

Area code(市外局番)

本機は、市外局番があらかじめ設定されており、発信者番号を識別して表示しています。市外局番は、再ダイヤルの際にも使用されます。

Setup BSメニューから:
1. cid/vol(+/-)ボタンを押して、Area Code(市外局番)サブメニューにスクロールします。
2. menu/okボタンを押します。「Enter area code(市外局番を入力してください」と表示されます。
3. ダイヤルボタンを使って、市外局番を入力します。
4. menu/okボタンを押して設定を保存します。Saved(保存しました)と表示されます。

Dial mode(ダイヤル方法)

Setup BSメニューから:
1. cid/vol(+/-)ボタンを押して、Dial Mode(ダイヤル方法)サブメニューにスクロールします。
2. menu/okボタンを押します。cid/vol(+/-)ボタンで、Tone(トーン)かPulse(パルス)を選んでください。お買い上げ時は、Toneに設定されています。
3. menu/okボタンを押して設定を保存します。「Saved(保存しました)」と表示されます。

Date/Time(日付/時刻設定)

1. 待受け画面になっていることを確認します。
2. menu/okボタンを押して、メインメニュー画面に行きます。cid/vol(+/-)ボタンで、Date/Timeメニューにスクロールします。
3. menu/okボタンを押します。「Year 2006(2006年)」と表示されます。
4. ダイヤルボタンを使って、西暦年の下2ケタを入力します。
5. menu/okボタンを押して、西暦年の設定を保存します。「Date 01/01」と表示されますので、次に日付を設定します。
6. ダイヤルボタンを使って、月と日の2ケタをそれぞれ入力します。
7. menu/okボタンを押して、月日の設定を保存します。「Time 12:01p」と表示されますので、次に時刻を設定します。
8. ダイヤルボタンを使って、現在の時刻を入力します。cid/vol(+/-)ボタンで、「p(午後)」と「a(午前)」を切りかえることができます。
9. menu/okボタンを押して設定を保存します。「Saved(保存しました)」と表示されます。

電話の操作

charge/in use(充電/使用中)ランプ

着信を受けると、本体前面にあるcharge/in use(充電/使用中)ランプが点灯します。通話中や充電中にも点灯します。

電話をかける

1. 電話のかけ方には、次の(A)か(B)の2つの方法があります。
(A) talkボタンを押して、番号をダイヤルする。
(B) 番号をダイヤルしてから、talkボタンを押す。
2. 通話後は、talkボタンを押し、受話器を本体に置いて通話を終了します。
注意:間違った番号をダイヤルしたときは、clear/muteボタンを使って、1ケタずつ削除します。clear/muteボタンを長く押し続けるとダイヤルした番号が全て消え、「Enter number(番号を入力してください)」と表示されます。

電話をとる

1. 着信音が鳴ったら受話器をとり、talkボタンを押します。
2. 通話後は、talkボタンを押すか受話器を本体に置いて、通話を終了します。
注意:Auto Talk機能がOnに設定されていると、受話器をあげたとき、talkボタンを押さずに、そのまま通話することができます。
注意:通話中にcid/vol(+/-)ボタンを押すと通話音量を調節することができます。

数字と数字の間にポーズを入れる。

数字と数字の間に間隔を入れる必要があるとき(国際電話など)は、#pauseボタンを2回押して、ポーズを入れることができます。番号1ケタとして扱われ、「P」と表示されます。

再ダイヤル

以前かけた電話番号に再ダイヤルすることができます。
1. 待受け画面になっていることを確認します。
2. talkボタンを押します。
3. redialボタンを押します。cid/vol(+/-)ボタンを使って、再ダイヤルしたい番号を選びます。
注意:過去10件の番号から選ぶことができます。
4. menu/okボタンを押します。選択した番号に電話がかかります。

-もしくは-
1. 待受け画面になっていることを確認します。
2. redialボタンを押します。cid/vol(+/-)ボタンを使って、再ダイヤルしたい番号を選びます。
注意:過去10件の番号から選ぶことができます。
3. talkボタンを押します。選択した番号に電話がかかります。

発信記録を編集する

1. 待受け画面になっていることを確認します。
2. redialボタンを押します。cid/vol(+/-)ボタンを使って、編集したい番号を選びます。
3. menu/okボタンを押します。
4. cid/vol(+/-)ボタンを使って、Select(選択)にスクロールします。
5. menu/okボタンを押して、番号を編集します。
6. cid/vol(+/-)ボタンを使って、カーソルを前後に動かすことができます。
ダイヤルボタンで番号を入力したり、clear/muteボタンで番号を1ケタずつ削除することができます。
7. 編集した後、talkボタンを押すと変更した番号に電話をかけることができます。

発信記録を電話帳に保存する

1. 待受け画面になっていることを確認します。
2. redialボタンを押します。cid/vol(+/-)ボタンを使って、保存したい番号にスクロールします。
3. menu/okボタンを押します。
4. cid/vol(+/-)ボタンを押して、「Save number(番号の保存)」にスクロールします。
5. menu/okボタンを押して、番号を編集します。
6. ディスプレイ上に、「Enter name(名前を入力してください)」と表示されます。名前を入力します。
(名前の編集方法については「受話器名」の項目を参照してください。)
注意:名前は必ず入力してください。名前が入力されていないと発信記録は保存されません。
7. menu/okボタンを押して、発信記録を保存します。「Saved(保存しました)」と表示されます。
他の発信記録を保存するには、2から7までのステップをを繰り返してください。

発信記録を1件削除する。

1. 待受け画面になっていることを確認します。
2. redialボタンを押します。cid/vol(+/-)ボタンを使って、削除したい番号を選びます。
3. menu/okボタンを押します。
4. cid/vol(+/-)ボタンを押して、「Delete?(1件、削除しますか?)」にスクロールします。
5. menu/okボタンを押して、表示された発信記録を削除します。「Confirm?(1件削除します。よろしいですか?)」と確認のメッセージが表示されます。
6. もう一度menu/okボタンを押すと削除が確定します。「Deleted(1件削除しました)」と表示されます。
注意:「Confirm?(削除します。よろしいですか?)」と表示された状態でflashボタンを押すと、発信履歴を削除せずに待受け画面に戻ることができます。

発信記録を全て削除する

1. 待受け画面になっていることを確認します。
2. redialボタンを押して、発信番号記録を表示させます。
3. menu/okボタンを押します。
4. cid/vol(+/-)ボタンを押して、「Delete all?(全て削除しますか?)」にスクロールします。
5. menu/okボタンを押します。「Confirm?(全て削除します。よろしいですか?)」と確認のメッセージが表示されます。
6. もう一度menu/okボタンを押すと、削除が確定します。「All Deleted(全て削除しました)」と表示されます。
注意:flashボタンを押せば、発信履歴を削除せずに、待受け画面に戻ることができます。

着信音On/Off

1. 待受け画面になっていることを確認します。
2. clear/muteボタンを押して、OnとOffを切りかえます。
注意:着信音をOffにすると、「RINGER OFF」と表示されます。

キャッチホンサービス
キャッチホンサービスを契約すると、外線を切らずに、後からかかってきた別の電話を受けることができます。(キャッチホンサービスの契約に関しては、ご契約の電話会社にお問い合わせください。)外線通話中に、通話中着信音が鳴り、別の着信を受けたことを通知します。後からかかってきた発信者情報が表示されます。
・flashボタンを押すと、キャッチホンを受けることができます。先の通話者は、保留状態になります。
・flashボタンを押すと、二者の通話を交互に切りかえることができます。
注意:キャッチホン通話中にtalkボタンを押さないでください。talkボタンを押すと、通話が切断されます。

Mute(消音)機能

Mute(消音)機能を使うと、こちらは相手の声を聞くことができますが、相手にはこちらの声が聞こえない状態になります。
1. clear/muteボタンを押します。「MUTE(消音)」と表示されます。
2. もう一度clear/muteボタンを押すと、通常の通話状態に戻ります。

Page(呼び出し)機能

受話器を誤って紛失してしまったとき、Page(呼び出し)機能を使って、受話器が置いてある場所を知ることができます。
1. 本体のpageボタンを押します。本体上のcharge/in useランプが点灯します。受話器から通知音が鳴り、「Page from base(呼び出し中)」と表示されます。
2. 通知音は、2分間鳴り続きます。本体上のpageボタンを押すか、受話器のいずれかのキーを押すと、通知音は止まります。

受話器の音量調節

受話器が通話モードになっているときに、cid/vol(+/-)ボタンを押すと、受話器の音量を調節することができます。音量は、VOL1(最小)からVOL5(最大)まで、5段階に設定することができます。

発信者番号表示

【重要】:ナンバーディスプレイは日本国内の規格のため対応しておりません
本電話機は、電話会社が提供する発信者情報(電話番号、日付、時間など)を表示することができます。電話会社が提供する日付時刻の情報が、本機に設定された日付時刻と異なる場合は、電話会社が提供する日付時刻の情報が優先的に表示されます。
①発信者名
②発信者電話番号
③受話器のディスプレイ上に発信者情報が表示されます。



通話中に着信した発信者の番号表示

キャッチホンサービスを契約すると、外線を切らずに、後からかかってきた別の電話を受けることができます。(キャッチホンサービスの契約に関しましては、ご契約の電話会社にお問い合わせください。)外線通話中に通話中着信音が鳴り、別の着信を受けたことを通知します。ディスプレイ上に、後からかかってきた発信者情報が表示されます。発信者情報は、着信履歴として保存されます。
・flashボタンを押すと、キャッチホンを受けることができます。先の通話者は、保留状態になります。もう一度flashボタンを押すと、先の通話者に切りかわります。

発信者情報の表示

着信を受けると、着信音が鳴っている間、発信者情報が表示されます。

発信者情報を保存する

着信をとることができなかった場合でも、その記録が着信履歴として保存されます。(30件まで記録できます。それぞれの履歴は、番号は20桁まで、アルファベットは15文字まで)着信をとらなかった場合、ディスプレイ上には「New Calls(着信あり)」と表示されます。着信履歴が30件を超えると、一番古い着信履歴(一番最初にある着信履歴)が自動的に削除されます。
着信履歴の情報は、いつでも参照することができます。新規着信には「New」と表示されます。また、同じ発信者から2回以上着信を受けた場合は、「RPT」と表示されます。

着信履歴を参照する

着信履歴を参照するには:
1. 待受け画面になっていることを確認します。
2. cid/vol(+/-)ボタンを使って、着信履歴を確認したり、スクロールさせることができます。
注意:最後の履歴まで行くと、点線が表示されます。
注意:着信履歴が一件も記録されていない状態でcid/vol(+/-)ボタンを押すと、2秒間、「Empty(着信履歴なし)」と表示されます。

着信履歴の番号に電話をかける

1. 待受け画面になっていることを確認します。
2. cid/vol(+/-)ボタンを使って、着信履歴を選びます。
3. talkボタンを押します。選択した着信履歴の番号に電話がかかります。

電話をかける前に、着信履歴の書式設定をする
注意:着信履歴によっては、電話番号の書式設定を変更する必要があります。
1. 待受け画面になっていることを確認します。
2. cid/vol(+/-)ボタンを使って、着信履歴を選びます。
3. formatボタンを押して、書式を選びます。
4. talkボタンを押します。書式変更された番号に電話がかかります。

使用可能な書式:
電話番号の桁数
説明


着信履歴を電話帳に保存する

着信履歴の情報を電話帳に保存することができます。着信履歴の番号を電話帳に保存する場合、書式設定に注意してください。
1. 待受け画面になっていることを確認します。
2. cid/vol(+/-)ボタンを使って、着信履歴を選びます。
3. menu/okボタンを押します。
4. cid/vol(+/-)ボタンを使って、「Save number(番号の保存)」にスクロールします。
5. menu/okボタンを押して、番号を編集します。ここで、着信履歴中の名前を変更することができます。編集方法については、「受話器名」の項目を参照してください。
注意:着信履歴記録に名前が入力されていない場合は、「Enter name(名前を入力してください)」と表示されます。
6. menu/okボタンを押して、保存します。「Saved(保存しました)」と表示されます。
注意:履歴記録がいっぱになっていると「Memory full(メモリーがいっぱいです)」と表示されます。必要ないと思われる履歴記録を削除してください。
注意:flashボタンを押すと、以前の設定を保存し、待受け画面に戻ります。
注意:着信履歴の番号が文字データ項目等を含んでいないように注意してください。含んでいると内部メモリーにデータを移行することができません。

着信履歴を一件削除する

1. 待受け画面になっていることを確認します。
2. cid/vol(+/-)ボタンを使って、削除する着信履歴を選びます。
3. menu/okボタンを押します。
4. cid/vol(+/-)ボタンを使って、「Delete?(1件削除しますか?)」にスクロールします。
5. menu/okボタンを押します。「Confirm?(1件削除します。よろしいですか?)」と確認のメッセージが表示されます。
6. もう一度menu/okボタンを押すと、削除が確定します。「Deleted(1件削除しました)」と表示されます。
注意:flashボタンを押すと、着信履歴記録を削除せずに、待受け画面に戻ります。

着信履歴を全て削除する

1. 待受け画面になっていることを確認します。
2. cid/vol(+/-)ボタンを使って、着信履歴を表示させます。
3. menu/okボタンを押します。
4. cid/vol(+/-)ボタンを使って、「Delete all?(全て削除しますか?)」にスクロールします。
5. menu/okボタンを押します。「Confirm?(全て削除します。よろしいですか?)」と確認のメッセージが表示されます。
6. もう一度menu/okボタンを押すと、削除が確定します。「All deleted(全て削除しました)」と表示されます。
注意:flashボタンを押すと、着信履歴記録を削除せずに、待受け画面に戻ります。

電話帳

受話器に内蔵されたメモリーには、クイックダイヤル機能として、50件の番号(1件につき24桁の電話番号と24文字のアルファベット名)を登録することができます。電話帳記録は、アルファベットで昇順に保存されます。

電話帳に登録する

1. 待受け画面になっていることを確認します。
2. phonebookボタンを押します。
3. menu/okボタンを押して、cid/vol(+/-)ボタンを使って、「Add new(新規登録)」にスクロールします。
4. menu/okボタンを押します。「Enter number(番号を入力してください)」と表示されます。
5. ダイヤルボタンを使って、電話番号を入力します。必要があれば、#Pauseボタンを2回押して、ポーズを挿入することができます。
6. menu/okボタンを押します。「Enter name(名前を入力してください)」と表示されます。名前の編集方法については、「受話器名」の項目を参照してください。
7. menu/okボタンを押して登録します。「Saved(保存しました)」と表示されます。
注意:電話帳がいっぱいになっていると「Memory full(メモリーがいっぱいです)」と表示されます。メモリーの空きができるまで、不必要と思われる電話帳記録を削除してください。

電話番号を検索する

1. 待受け画面になっていることを確認します。
2. phonebookボタンを押します。
3. cid/vol(+/-)ボタンを使って、電話番号記録を検索します。

-または-
検索したい名前の頭文字のダイヤルボタンを押します。
ディスプレイ上に名前が表示された状態でtone*ボタンを押すと、その名前の電話番号が表示されます。

電話帳を編集する

1. cid/vol(+/-)ボタンかダイヤルボタンを使って、編集したい電話番号記録を検索します。
2. menu/okボタンを押します。cid/vol(+/-)ボタンを使って、「Edit(編集)」にスクロールします。
3. menu/okボタンを押して、電話番号を編集します。
4. menu/okボタンを押します。次に名前を変更します。
5. menu/okボタンを押して登録します。「Saved(保存しました)」と表示されます。
注意:flashボタンを押すと、以前の記録のまま(変更することなく) 、待受け画面に戻ります。

電話帳記録を1件削除する

1. cid/vol(+/-)ボタンかダイヤルボタンを使って、削除したい電話番号記録を検索します。
2. menu/okボタンを押し、cid/vol(+/-)ボタンを使って、「Delete?(1件削除しますか?)」にスクロールします。
3. menu/okボタンを押します。「Confirm?(1件削除します。よろしいですか?)」と表示されます。
4. menu/okボタンを押して、確定します。「Deleted(1件削除しました)」と表示されます。
注意: 「Delete?(1件削除しますか?)」と表示された状態で、flashボタンを押すか60秒間どのキーも押さないでいると、削除が取り消され、待ち受け画面に戻ります。

電話帳の番号に電話をかける

通話モードで、電話帳の番号に電話する
1. talkボタンを押して、通話モードにします。
2. phonebookボタンを押して、電話帳を開きます。
3. cid/vol(+/-)ボタンかダイヤルボタンを使って、電話をかけたい番号にスクロールします。
4. menu/okボタンを押します。選んだ番号に電話がかかります。

電話帳から検索した番号に電話をかける
1. 待受け画面になっていることを確認します。
2. phonebookボタンを押して、電話帳を開きます。
3. cid/vol(+/-)ボタンかダイヤルボタンを使って、電話をかけたい番号にスクロールします。
4. talkボタンを押します。選んだ番号に電話がかかります。

電話をかける前に、番号を編集する

1. 電話帳が開いている状態で、menu/okボタンを押します。
2. cid/vol(+/-)ボタンを使って、「Select(選択)」にスクロールします。menu/okボタンを押して番号を編集します。
3. 編集が終わったら、talkボタンを押し、電話をかけます。

受話器の信号音
長い震音が鳴る(着信音設定がONの状態) 着信している
短い呼び出し音が3回鳴る(数回) 本体のPageボタンが押されている
14秒ごとに呼び出し音が鳴る 電池パックの残量が少なくなっている

電池パックを交換する
警告: けがや火災の原因となりますので、指定の電池パック以外は使用しないでください。

1. 電池パックを交換する前に、通話モードでない(待受け画面になっている)ことを確認します。
2. 電池カバーをはずします。
3. 電池パックについたコードを、受話器内のジャックからはずし、電池パックを取り出します。
4. 新しい電池パックのコードを受話器内のジャックにつなげ、受話器内にとりつけます。
5. 電池カバーをとりつけます。
6. 受話器を本体に置いて充電します。お買い上げ時や新しい電池パックをとりつけたときは、十分に充電してください(16時間程度)。十分に充電されていないと、電話機が適切に機能しない場合があります。

電池パックの取扱いについて

けがや電池を漏液、発火、発熱、破裂させる原因となりますので、下記のことを必ずお守りください。
・電池パックは、燃やしたり、分解したりしないでください。
・指定以外の電池パックを使用しないでください。
・電池パックは、子どもの手の届かないところに置いてください。

受話器の表示メッセージ

ディスプレイ上に、以下のメッセージが表示され、電話機の状態を示します。
BLOCKED 着信拒否設定の番号からかかってきたことを示します。 UNAVAIL
ABLE
受信圏外なので受話器が使えない状態にあることを示します。
DELETE ALL? 記録を全て削除するかどうか確認していることを示します。 No Line 電話回線につながっていないことを示します。
DELETE? 記録を1件削除するかどうか確認していることを示します。 Empty 発信履歴、着信履歴、電話帳などの情報が登録されていないことを示します。
END OF LIST 表示項目の終わりであることを示します。 Searching 受話器が本体と電波をつなげようとしていることを示します。
ENTER NAME 名前の入力をうながしていることを示します。 Page from
base
Pageボタンが押されたことを示します。
ENTER
NUMBER
番号の入力をうながしていることを示します。 RPT 同じ番号から、二回以上着信があったことを示します。
NEW CALLS 新規着信があったことを示します。 Unknwon 発信者情報が送られてきていないことを示します。
HANDSET
NAME
受話器名の入力をうながしていることを示します。    

ツーという発信音が聞こえない ・取り付け手順を、もう一度確認してください。(本体にACアダプターが正しく接続されているか。 電話回線コードが正しく接続されているか。)
・別の電話機を電話回線ジャックに接続してください。 発信音が聞こえない場合は、ご契約の電話会社にお問い合わせください。
・受話器が受信圏外にある可能性があります。本体に近い場所で通話するようにしてください。
・バッテリーが十分に充電されているか確認してください。(16時間程度)
発信音は聞こえるが、 電話をかけることができない。 ・ダイヤル方法設定(トーンかパルス)を確認してください。
着信音が鳴らない ・着信音設定がONになっていることを確認してください。
・受話器が受信圏外になっている可能性があります。受話器を本体の近くで使用するようにしてください。
・複数の子機を使用している場合、他の子機をはずしてみてください。
・発信音が聞こえますか。聞こえない場合は、「ツーという発信音が聞こえない」の項目を参照してください。
雑音が聞こえたり、通話音が途切れる ・受話器が、受信圏外になっている可能性があります。受話器を本体の近くで使用するようにしてください。
・本体にACアダプターが正しく接続されているか確認してください。
・電池パックが十に充電されているか確認してください。(16時間程度)
本体と受話器の間で通信が行われない 本体からACアダプターをはずし、受話器から電池パックをはずします。 30秒ほど時間をおいてからもう一度つなぎなおし、十分に充電してください。(16時間程度)
「Searching」と表示される ・受話器が、受信圏外になっている可能性があります。受話器を本体の近くで使用するようにしてください。
・本体にACアダプターが正しく接続されているか確認してください。
日付/時刻設定が、お買い上げ時の状態に戻っている ・停電等の電源障害が原因であることがあります。日付/時刻をもう一度、設定しなおしてください。
発信者番号表示
【重要】:ナンバーディスプレイは
日本国内の規格のため対応しておりません
発信者番号が正常に表示されない
・電池パックが十分に充電されているか確認してください。(16時間程度)または、新しい電池パックに交換してください。
・本体にACアダプターが正しく接続されているか確認してください。 いったんACアダプターをはずし、もう一度本体につないでください。
発信者番号が表示されない ・ご契約の電話会社にお問い合わせください。

電話機について

電池パック

電池パックが十分に充電されても(16時間程度)、以下のような問題が起きる場合は、新しい電池パックに交換してください。
・短時間の通話でも、電池パックの残量がすぐに少なくなる。
・通話音質が悪い。
・通常よりも、本体から遠い位置で電波を受信できない。

日常のお手入れ

・末永くお使いいただくために、お手入れをする際は、以下のことに注意してください。
・本体や受話器を落としたり、乱暴に取り扱ったりしないでください。
・やわらかい布で乾拭きしてください。
・シンナー、ベンジン、アルコール類は使用しないでください。
・本体と受話器の充電端子部分は、乾いた布や綿棒を使って、定期的に拭くようにしてください。

電波の受信状態が良くないときに考えられる原因

・アルミニウム等の金属片が近くにある。
・断熱ダクト等の金属部品が建物に使用されており、電波を妨害している。
・本体や受話器の近くに、電子レンジ、ストーブ、パソコンなどの熱や電磁波を発生させる電化製品が置いてある。
・天候が悪く、雷をともなっている。
・受話器を使用している場所の階下に本体が置いてある。または本体が地下に置いてある。
・ACアダプターが接続されている電源コンセントに、他の通信機器や熱や電磁波を発生させる電化製品が接続されている。
・本機と同一の周波数帯を使用している通信機器が近くにある。
・電池パックの残量が少なくなっている。
・受信圏外で、受話器を使用している。

Model 27902 取扱説明書


下記リンクから製品の取扱説明書をダウンロードできます。

※ご入り用の製品のリンク部分を左クリックしますと別ウィンドウで説明書ファイルが開きます。
※リンク部分でマウスを右クリックののち、「名前を付けてリンク先を保存」の操作で説明書ファイルを表示せずにダウンロードできます。
※上記操作はWindowsパソコンでの一般的な操作方法です。お使いのパソコン、環境によっては操作方法が異なる場合もあります。

Model 27902 取扱説明書[PDF:345Kb]


Adobe Readerのダウンロード
PDFファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社が配布しているAdobe Reader(無償)が必要です。
Adobe Readerをインストールすることにより、PDFファイルの閲覧・印刷などが可能になります。
Adobe、Adobe ロゴ、Readerは、Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の米国ならびに他の国における商標または登録商標です。
Copyright (C) 2009 郵便ポスト通販 パクスデザイニング All Rights Reserved.