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スタッフブログ

2013年10月記事リスト

淡い恋と共に「センニチコウ」

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もう10月ですね。日中でも、だんだん肌寒くなり、夜は寒々としてきました。暖かくして風邪などひかないように、お気をつけ下さい。


写真の花は「センニチソウ(千日紅)」です。細い枝先にボンボンのような丸い頭花をつける花。とても可愛らしいですね。切花や鉢植え、花壇に植えられますが、この花は乾燥しても色褪せしないのでドライフラワーとしてもよく使われます。


英名のbachelor's button「独身者のボタン」と言われますが若者が、この花をポケットに入れて恋人に会いにいき、枯れるか枯れないかで恋の行方を占ったことから言われるようになったそうです。(花が枯れなかったら恋が実り、枯れたら成立しない)この場合の花言葉は「独身」「恋の希望」を表すそうです。初恋のような淡い思いが思い浮かびますね。

属名のゴンフレナは、ギリシャ語の「Gomphrena(ケイトウの一種)」にちなんだものとされます。和名は、花期がとても長く乾燥しても色が変わらないことから「センニチコウ(千日紅)」、またはセンニチソウ(千日草)」と呼ばれます。別名は花姿から「ダンゴバナ(団子花)、センニチボウズ(千日坊主)」とも呼ばれます。英名は丸い葉鶏頭という意で、「グローブ・アマランス(globe amaranth )」です。そういうところから変わらぬ愛情・永遠の恋・不朽・不滅・安全・永遠の命などの花言葉も生まれました。


-----------------------------------------------------------------ヒユ科 センニチコウ属 センニチコウ (千日紅) 別名はセンニチソウ(千日草)またはゴンフレナ(Gomphrena) とよばれ、学名がGomphrena globosaです。熱帯アメリカが原産地です。庭植え、花壇、切花、主にドライフラワーに用いられます。

郷愁を誘う花姿「藤袴」

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秋らしく涼しい日が続いています。秋と言えば七草。春の七草と違って、花を見る事を楽しむのが秋の七草です。


奈良の時代。万葉集で選ばれた七つの草花。山上憶良(やまのうえのおくら)が、


『秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり)かき数ふれば 七種(ななくさ)の花 萩の花 尾花葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌(あさがお)の花』


と詠んだ事がその起源です。


写真の花は、「藤袴(ふじばかま)」です。夏から初秋にかけて咲く花ともいわれていますが、東京では10月から咲き始める事が多いそうです。


小さなピンク色の花がたくさん咲きます。花色が藤(ふじ)色。花弁の形が袴(はかま)。花形がその名前の由来です。古くから日本人に愛された花ですが、中国から渡来した外来種。もともと強い花で、野生化したそうです。


香りは桜餅のような甘い香り。平安時代になると、干した茎や葉っぱを水につけて、大和撫子たちが髪を洗ったとも言われています。お茶に使われたり、芳香剤にも使われた女性に縁のある花。防虫剤にもなるそうです。


花言葉は、「ためらい」「遅延」「躊躇」「あの日を思い出す」「優しい思い出」と秋空に恋に悩む女心のようですね。


------------------------------------キク科 ヒヨドリバナ属 藤袴(ふじばかま)。中国、朝鮮半島、日本に分布する多年草。水辺を好んで自生。奈良時代に中国から渡来し野生化した秋の七草の一つ。郷愁を誘う花姿が日本人に愛され、様々な古典文学にも登場したと語り継がれる。葉は3つに深く切れ込んでおり、生乾き状態のものは独特の甘い芳香を放つ。

花言葉は”困難に負けない”「石蕗(つわぶき)」

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10月も後半。秋らしく涼しい日が続きます。ちょっと、秋空が雨を誘う日もありますが、色とりどりの傘で、雨の日も楽めるといいですね。


ご紹介の花は、「石蕗(つわぶき)」です。


10月から咲き始める花で、原産は日本、そして台湾の日本で生まれ育った花です。食用にも観賞用にも親しまれてきた可憐な花。海岸線や日陰でも育つ強い花で、葉っぱが蕗(ふき)に似ていて、艶のあることから「つわぶき」と名前がつけられたそうです。


日本の歌人で有名な斉藤茂吉さんの歌には、「いくたびか 時雨(しぐれ)のあめの かかりたる 石蕗の花も つひに終はりぬ」と、強く可憐に咲く石蕗も雨に花が散る様子など、儚く詠まれたこともあります。


秋から冬にかけて花を咲かせて、花が終わると種はタンポポのように風に散っていきます。そして、葉は艶やかなまま、冬でも茂ってくれるので、お庭の日陰、半日陰によく植えられる他、石組の足元や間などにも癒しのアクセントとして使われます。黄色の花と艶のある緑の葉が、風情を飾るワンポイントになるんですね。夏に植えこんで12月までの季節に観賞するのが最適です。


花言葉は、「困難に負けない」「謙遜」「謙譲」「愛よよみがえれ」「先を見通す能力」たくましくも謙虚な意味が多いですね。


-------------------------------------------------------------キク科 ツワブキ属 ツワブキ 海岸線や石際、岩の間などで、日陰でも自生する日本原産の草花。草丈は20cmから1mまでと種によって異なる。古くから庭園の下草に用いられ、葉は、濃緑色。葉表がクチクラ(キューティクル)でコーティングされているのも特徴。

心の美しさも現す「磯菊(いそぎく)」

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暑かった夏は、もう遠い時。たまに、ぽかぽかと暑さを感じる日もありますが、もう秋も深まり冬がやってきます。真夏に賑わった海岸も、人影はなく寒々とした風が通るだけ。


そんな、海を元気づけるように、目を引く花が、写真の「磯菊」です。


10月から12月、秋から初冬にかけて咲く花で、主に、その名前の通り磯など海岸線の岩場になどに咲きます。


一つの花姿は花弁が無く、花占いの後の毟られた花のようにも見えますが、波を背に小さな黄色い花がぽんぽんぽんと沢山咲いている情景は、見事に美しいものです。鮮やかな黄色が好まれ観賞用にもされますが、主に野生種です。


静岡県から千葉県の太平洋側・海岸線に生息する花で、見られる地域が狭く、原産も日本産。純粋な和の花。


花言葉は、控えめで清々しいイメージの「感謝」「清楚な美しさ」「大切に思う」と、外見の美しさだけではなく、心の美しさも現す意味があるんですね。


-----------------キク科キク属 イソギク 日本原産の多年草で分布は静岡県・千葉県の海岸線。乾燥にも強く厳しい環境でも育つが、キク科のン下では成長が遅く繁殖力も強くはない。観賞用に鉢植えにする場合は、土が長く湿らないように注意が必要。日当たりと水はけのよい場所が適し、暑さにも寒さにも乾燥にも強い。

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