淡い恋と共に「センニチコウ」
もう10月ですね。日中でも、だんだん肌寒くなり、夜は寒々としてきました。暖かくして風邪などひかないように、お気をつけ下さい。
写真の花は「センニチソウ(千日紅)」です。細い枝先にボンボンのような丸い頭花をつける花。とても可愛らしいですね。切花や鉢植え、花壇に植えられますが、この花は乾燥しても色褪せしないのでドライフラワーとしてもよく使われます。
英名のbachelor's button「独身者のボタン」と言われますが若者が、この花をポケットに入れて恋人に会いにいき、枯れるか枯れないかで恋の行方を占ったことから言われるようになったそうです。(花が枯れなかったら恋が実り、枯れたら成立しない)この場合の花言葉は「独身」「恋の希望」を表すそうです。初恋のような淡い思いが思い浮かびますね。
属名のゴンフレナは、ギリシャ語の「Gomphrena(ケイトウの一種)」にちなんだものとされます。和名は、花期がとても長く乾燥しても色が変わらないことから「センニチコウ(千日紅)」、またはセンニチソウ(千日草)」と呼ばれます。別名は花姿から「ダンゴバナ(団子花)、センニチボウズ(千日坊主)」とも呼ばれます。英名は丸い葉鶏頭という意で、「グローブ・アマランス(globe amaranth )」です。そういうところから変わらぬ愛情・永遠の恋・不朽・不滅・安全・永遠の命などの花言葉も生まれました。
-----------------------------------------------------------------ヒユ科 センニチコウ属 センニチコウ (千日紅) 別名はセンニチソウ(千日草)またはゴンフレナ(Gomphrena) とよばれ、学名がGomphrena globosaです。熱帯アメリカが原産地です。庭植え、花壇、切花、主にドライフラワーに用いられます。