9月も3分の1を過ぎます。涼しい日と暑い日が入れ替わりに来たり、体調には注意が必要ですね。
夏の思い出。眩しい太陽の花がひまわり。ちょっと、ひまわりを小さくしたような花もあるんですよ。
鮮やかな黄色が目にまぶしいほど印象づけるサンビタリアという花です。
花は2~3センチほどの大きさで、色は黄色とオレンジ色があります。真ん中部分の色が黒く見える品種がよく見かけるもの。その姿からジャノメギクの別名があります。
英名ではCreeping Zinniaと呼ばれておりますが、横に這う性質があり、ジニアの花に似ていることから付けられたそうです。Creepingは這う(ほふくする)ことという意味だそうです。よく枝別れして先端に花を咲かせるのですが、茎は立ち上がらずに地面を這うようにして広がっていき、群生して咲く様は見事な景色だそうです。
八重咲きもあるそうです。在来種は草姿が乱れやすく花付きがややまばらですが、園芸品種は草姿のまとまりがよく花もたくさん咲くのが特徴だそうです。園芸品種には、半八重咲きの「スプライト」や花の中心部分が緑色になる「アイリッシュ・アイ」、花付きの良い「アズテック・ゴールド」などが人気ですね。
花言葉は「私を見つめて」「変わらぬ情愛」です。
小さな黄色い花をいっぱいに咲かせて、存在をアピールする様子や小さいながらも次から次へとたくさんこぼれるように咲く愛らしい花の姿からつけられたのでしょう。
----------------キク科 サンビタリア 別名ジャノメギク(蛇の目菊)、メキシカンジニア 学名はSanbitalia procumbens、属名はサンビタリア属であり、中央アメリカ(メキシコ~グアテマラ)が原産地だといわれています。