味でも楽しめる「生姜(ショウガ)」
小中高校の夏休みも終わりましたね。どこかに行きましたか?まだまだ暑さは続きます。キチンと食べてバテないようにご注意くださいね。
写真は生姜(ショウガ)の花です。
花としてだけではなく、独特の香気と刺激的な辛みをもつショウガは、解毒、発汗、健胃などの作用をもつ漢方薬として、古くから用いられてきました。
四季折々の料理の薬味、魚や肉の臭み消し、さらには味噌漬けや酢漬けなどにされ、日本人の食生活に深く浸透していますね。
実は原産地 は熱帯アジアで、日本には八世紀初頭以前に渡来してきました。中国やインド、東南アジアの料理にもさかんに使われるため、東洋の香味料と考えがちですが、英語でいえば「ジンジャー(ginger)」ですから西洋でも古くから利用されており、実は世界中で栽培されるハーブなんです。
花言葉は「豊かな心」「信頼」「慕われる愛」「無駄なこと」。
日本では花 は咲きませんが、まれに暖地で咲くことがあります。夏から秋にかけて高さ20cmぐらいの 花茎を地下茎から伸ばし、花茎には鞘状の葉がつき、先に太くて短い穂状花序を付けます。 結実はしません。
辛味の成分は結晶性のジンゲロン(Zingeron)と油状のショウガオール(Shogaol)です。
品種数は多くなく、辛味の強い系統と、繊維が少なく質が柔軟な系統があります。むしろ 一般には、初夏の早採りを葉生姜または青矢、初秋の葉付きのものを秋生姜、晩秋の根茎 をひね生姜の様に区分しており、季節が遅いほど辛味が強くなります。
----------------ショウガ科 ショウガ生姜〔Ginger〕別名ハナシュクシャ(花縮砂)、ジンジャー・リリー学名はZingiber officinale、属名はショウガ属であり、熱帯アジア、マダガスカルが原産地だといわれています。