夏も終わりと申しながら、まだまだ暑い日がつづいております。ご健康にすごしていますか?
今日は「木槿(ムクゲ)」の花をご紹介します。よく似た植物に「フヨウ」があり、両者が比較されることが多いのですが、同じフヨウ属でも違います。木槿は、早朝に花が開き、夕方にはしぼんでしまうという一日花。個々の花は短命ですが、新たな花が次々と咲き続けるので、夏から秋にかけて長い期間に花を楽しめます。
韓国の国花なんですよ。韓国の象徴とされ、とっても大切にされています。韓国では無窮花(ムグンファ:Mugunghwa)と呼ばれ、花が次々に咲き、花期が長いことから名付けられたそうです。
「散って咲き、また散っては咲く生命力の強さ」「一時に咲かず、ねばり強く咲き続ける様」
韓国人の歴史と国民性を表すというそうです。
耐寒性・耐暑性があり、性質は頑強のため、初心者でも育てやすいです。タネは毛虫によくにてるそうです。タネを見るとき驚きそうですね。
花色は、白、ピンクや中心が紅色の花が一般的でありますが、多くの品種があり様々なバリエーションがあります。また、八重咲きもありますね。そして、その年に伸びた枝に花芽をつけるそうです。
花言葉は「ゆかしさ」「慈しみ」が込められてるそうです。
----------------アオイ科 ムクゲ木槿〔Hibiscus syriacus〕別名はムグンファ無窮花、モクキンモクキン、ハチスとも呼ばれており、属名はフヨウ属であり、中国、インドが原産地だといわれています。花の大きさは5cm~10cmほどで、中心に大きな雌しべとこれに付着した雄しべが多数あります。