ちょっと、雨が続く6月。梅雨らしいお天気が続きます。こんな時、雨に誘われて顔を出すのが蝸牛(かたつむり)ですね。いったい、どこから顔を出すのでしょう?よく、絵本にも登場するのが、写真の花「紫陽花」です。
紫陽花の代表的な花色は藍色。花の名前の由来も藍色の花が集まる「集真藍(あづさあい)」と言われています。水に縁のある花で、紫陽花は根から水をよく吸います。
果実の形も水がめに似た形。などなどの諸説から、属名のハイドランジアがつきました。これは、ギリシア語の水(ハイドロ)と容器(アンジェイオン)の2つの意味をもつ「水の器」「水がめ」と訳されます。
花言葉は、開花の季節が影響しているのでしょうか。「移り気」「変節」があります。強い女性のイメージもあり「辛抱強い愛情」「元気な女性」の花言葉。ちょっと、あまり使いたくない「高慢」「あなたは美しいが冷淡だ」「無情」「浮気」「自慢家」「あなたは冷たい」などもあります。
--------------------------------------------ユキノシタ(アジサイ)科 原産地 熱帯アジア。樹高は20cm~4mと成長も様々。主な開花期は5月~7月。国内の品種は約10数種。アジアと北アメリカに約40種類が分布する低木。数メートルの長い距離の生垣にも使われる親しみ深い花。