都会の街並みに桜が元気に咲きました。写真は、東京・日本橋です。花いっぱの満開。春ですね。
桜の花の由来は、古事記や日本書紀に登場する「木花開耶姫」(このはなさくやひめ)説と、「神霊の宿る木」説があります。
「木花開耶姫」説は、神話のような物語。姫が霞にのって、富士山の上空へ舞い飛びました。そして、天高くから花の種を蒔いたのです。その時に蒔かれたのが桜の種。木花開耶姫のサクヤからサクラと変化したという説。日本、昔話のようですね。
「神霊の宿る木」説は、さくらの「さ」は「サ神様」の意味で、「くら」は神様の座る台座「御座・みくら」の意味。この2つが1つになって「その依りつくところ」の意味からサクラになったという説です。
他にも色々ありますが、桜の花は、どこか特別なイメージですね。
-----------------------バラ科 サクラ属 落葉高木 日当たりと風通しがよく、肥沃な土地を好む。剪定を嫌う主なので、自然樹形を楽しむ。品種により樹高に違いが大きく、ヤマザクラは25mにも成長し、マメザクラ2m~5m程度となる。樹高が高いほど、広い場所が必要になる。3月~4月にかけて、開花する日本を代表する花。その品種は300種類を超える。