3月に入り、ひな祭りも終わりましたね。花屋さんの店先には、桃の花も並んでいました。
今日ご紹介するのは「花簪(はなかんざし)」です。
小さな白い花がすっと伸びた茎の上に咲く、とっても可愛い花。黄色と白の組み合わせが、素朴ですね。
花簪は、草丈が20cmくらいの小ぶりなもの、鉢植えで観賞もいいですね。花の大きさは3cmくらいです。写真はもう少し、小さいもの。
花の姿が髪に飾る「かんざし」に、似ていることから名づけられました。
寒さには強い花ですが、暑さには弱いんです。日当たりが良い場所を好んで、水はけの良い場所が最適。デリケートなんですね。2月下旬から6月頃までは、花を咲かせてくれます。
楽しみ方は色々で、切り花などにも使われます。
花言葉は、「明るい性格」「思いやり」「温順」「同情からの愛」「光輝」「変わらぬ思い」です。とても優しくて明るい女性ですが、心を痛めて同情してしまうような、そんな、ちょっと悲しい一面も感じさせますね。
可憐な花。お勧めです。
--------------------------------------------------キク科 ローダンセ属 別名 ヘリクリサム、アクロクリニウム。オーストラリア原産の、半耐寒性のある一年草。冬を越えるには、霜の当たらない場所で育てる。花色は白とピンクがある。用途性が広く、鉢植え、花壇、寄せ植え、切り花、ドライフラワーなど、花の印象から多彩に用いられる。