雪が降ったり、春一番が吹いたりと、季節の変化を肌で感じるこの頃です。インフルエンザも流行っています。充分ご注意くださいね。
写真の花は、早春を告げる花「山茱萸(さんしゅゆ)」です。
春の葉を付ける前に花が咲き始めます。枝一面に黄金色の花を咲かせてくれます。高さが3mから15mと、意外に大きく育ちます。庭木に向いているんですね。
別名を「春黄金花(はるこがねばな)」。琥珀色の花が、早春のグリーンガーデンを華やかに飾ってくれます。
山茱萸は薬用の木で、果肉が生薬にされています。江戸時代に中国・朝鮮半島から日本に種子が渡ってきて、薬用として栽培され始めたんですね。効果は、止血や解熱、強精薬に使われるそうです。
花言葉は、「持続」「耐久」「強健」。美しい黄色花とはちょっと違った、とても強そうなイメージです。
-------------------------------ミズキ科 ミズキ属 落葉小高木。 中国、朝鮮半島が原産で、江戸時際にトライした外来種。厚さには強く、早春2月下旬から4月にかけて、黄色い花を咲かせる。秋には赤い実をつける。別名、春黄金花(はるこがねばな)秋珊瑚(あきさんご)と呼ばれ、それぞれ花の印象、果実の印象で例えられる。