早春を告げる花「土佐水木」
今日から2月です。だんだん、暖かな日差しを感じるようになりますね。
写真の花は、早春を告げる花「土佐水木」です。
名前の由来は、高知県の土佐で発見されたことと、豊年満作を意味する「満木(ミタスキ)」と呼ばれていたこと。「ミタスキ」が「ミズキ」になったようです。
葉をつける前に、春になると花を咲かせるので、早春を告げるといわれています。
とても樹液の多い木で、春に枝を切ると、滴るほどに水が流れ落ちるのが特徴。
放っておいてもスクスクと伸びる木で、2~3mまで成長します。
香りも良い花で、淡い黄色い房状の花を枝いっぱいに釣鐘のように咲かせてくれるので、グリーンガーデンでも存在感を魅せてくれますよ。
花言葉は、「愛」「伝言」「優雅」。香りと共に心のときめきの鐘を鳴らしてくれるような印象ですね。
-----------------------------------マンサク科 トサミズキ属。高知県土佐で発見された日本原産の落葉広葉樹の低木。 ミズキ科ミズキ属のミズキとよく似た花。開花期は2月~4月。秋には7~8mmの球形の実をつける。庭植え、コンテナ栽培、生垣に用いられ、生け花にも使われることがある。