クリスマスも終わって、もう今年も終わりです。日本ではお正月に、ナンテンやマンリョウ、センリョウなどを飾りますね。欧米ではクリスマスシーズンになる12月の初めから年明けまで、ホーリーが飾れらます。
写真は、「チャイニーズホーリー」。クリスマスホーリーの名前でも流通するモチノキ科の常緑樹です。綺麗な真っ赤な実ですね。葉っぱのギザギザがすくなく丸みがあります。
実は、欧米のクリスマスホーリーは、チャイニーズホーリーではなく、西洋ヒイラギが本物。
西洋ヒイラギは、イエス・キリストの受難を象徴する植物として、クリスマスにはなくてはならないもの。尖った葉がイエスのイバラの冠、赤い実はキリストが流した血、常緑の葉が永遠の命をシンボライズしているそうです。
チャイニーズホーリーは刺も少なくちょっと魔除けには頼りなさげですが、小さなお子様でも安心。来年はクリスマスに是非飾ってください。
-------------------------------モチノキ科モチノキ属 耐寒性常緑低木。チャイニーズホーリー 流通名:クリスマスホーリー 別名をヒイラギモドキ、ヒイラギモチ、シナヒイラギ、キッコウバモチ。中国原産で、開花は3~5月。12月頃から赤い実をつける。樹高2~5mくらいまで成長する。