だんだん寒くなっていますね。もう、冬がそこまで来ています。お庭の木々たちも冬支度を始めているのでしょう。街を歩いていても、咲き誇っていた花たちが、姿を消し始めます。
写真の花は「アベリア」です。よく、公園などに植えられている花ですので、見たことがあると思います。歩道の脇などにも並んで咲いていますね。
アベリアが生まれたのは、イタリアです。19世紀中期に交配されて生まれた種だそうです。とても長い期間咲いてくれる花で、しかも、葉は一年中緑のまま。寒さにも強いんですよ。
日本名もついています。その名も花園衝羽根空木(ハナゾノツクバネウツギ)です。ウツギに似ていることと、花の形が、羽子板の羽根のように見えることに由来しています。
---------------------------------------スイカズラ科 ツクバネウツギ属 アベリア 和名 花園衝羽根空木(ハナゾノツクバネウツギ)。半落葉低木。日本、中国、ヒマラヤ、メキシコに野生種が15種分布。半落葉であるが常緑。日本に4種が自生。開花期が長く5月~11月頃まで。花色は、薄いピンクがかった白色。大気汚染にも強く丈夫で育てやすい。