だんだん秋らしくなってきました。9月も中旬を過ぎ、明日は秋分の日ですね。秋の香りの一つに、甘い芳香を放つキンモクセイがあります。
写真のオレンジの花。小さな花が密集して咲く花。深いグリーンの葉とのコントラストも楽しめます。
香りの豊かさで芳香剤の材料になったりもしますね。そして、ちょっとエスニックでムーディーなお酒、桂花酒の材料にもなります。
キンモクセイが咲くのは9月下旬から10月中旬。香りの強さで存在感があります。自慢のフラワーガーデンに振り向いてもらうにも、一役かってくれる花です。
名前も属名のOsmanthusは、ギリシャ語でにおいをさすosmeと花の意味のあるanthosに由来しているそうです。春に咲くギンモクセイは花が白ですね。キンモクセイはギンモクセイの変種とされています。
花言葉は、「謙遜」「真実」「陶酔」「初恋」。あなたにとっては、どんな意味に思えますか?
------------------------------------------------------------------キンモクセイ・金木犀 モクセイ科 モクセイ属。常緑性中高木で、中国原産。楕円形の葉で先端に少し尖りがある。ぶ厚い革のような質感をもっている。草丈は3~6mにまで成長するが、ガーデニングでは、円筒形の刈り込みもよく見られる。