写真の花は、へメロカリスです。株が大きくなると花を長く楽しめますが、1日しか、花を咲かせないともいわれるほど、花期が短いのが特徴。日本や中国原産のユウスゲやカンゾウ類が、ヨーロッパなどの地に届き、品種改良されてできた園芸品種です。
ヘメロカリスの名前はギリシア語で、その意味は「一日」と、「美」を意味する「カロス」の2つの言葉が由来です。海外のガーデニングでは、コンテナや花壇をはじめとして、様々なシーンで活躍します。日本では、まだまだ少ない種類ですよ。
花は小さく、約5cmくらいの直径が普通。大きなものは20cmくらいの直径です。種類によっては、一重咲きや、八重咲きがあって、花びらの形も、細いもの、先が尖るもの、丸くなるものなどなど、様々あります。花の色は、イエローや赤褐色などが中心。他にはピンクや紫色。赤、クリームなど、おりますよ。
----------------------ワスレグサ科・ユリ科 学名はHemerocallis 原産地は日本・中国 野生種を改良した園芸種が中心。別名をデイリリーと呼ばれる、1日咲きともいわれ花期が短い。 草丈は、30cmから90cmで、6月から8月の間に咲く花。