写真の花は、スイレンです。よく、大きめな公園や寺社のお庭にある池で見かけますね。水面に浮かぶスイレンは、多年性の水生植物。世界の熱帯、亜熱帯地域に、約40種類が分布しているんですよ。
種類は大きく2つ。暖かい地域に自生している種類を元に、寒さにも強くなるように改良された「耐寒性スイレン」があります。もう一つは、熱帯原産のスイレンを改良した「熱帯性スイレン」。そのままですね。育てやすさは、耐寒性スイレンのほうが、熱帯性スイレンよりも、少し簡単。
スイレン専用の鉢で育てる場合は、ちょっと種類の違う、寒さにも強いヒメスイレンなど小型のものがいいそうです。水に沈めて育てるのですが、株元まで日の光が当たらないと、花がつきにくい難しい花。成長する途中で、葉が沢山でてきて、すぐに水面を覆ってしまい、株元への日光当たらないこともあるとか。
花言葉は「純潔」、「清純な心」。やはり、神社などにも似合う信仰的な花。子供のように清い心の意味なんですね。素敵ですね。
-----------------------------------------スイレン科スイレン属 水生植物。学名Nymphaea.。学名は、ギリシア・ローマ神話にある女神ニンフに由来する。地下根茎は太く、ワサビ状で水中の地面をはい、太い根を多数地中に伸ばす。葉は光沢があり全縁、長い葉柄があり、通常は水面に浮かぶ。花期は4月中旬~9月上旬。