今回のシリーズは、夏に向けて、風にそよぐ和の情緒がある「表札」です。
イラストのように、銅板でつくった葉っぱパーツを銅の釘を通して、木の部分に打ち込みます。ヒラヒラと風がくれば、葉っぱが動くんです。
そして、銅板と木の組み合わせで、風景を描きます。銅板にRをつけて、夜空の月や湖の水面、道の両端を描きます。
表札の文字は明朝体。もっと、文字の崩れた書体でもいいのですが、最初は簡単なものがいいでしょう。
今回の加工のポイントは、銅板のRカット。金鋸と金属用のヤスリを使います。そして、銅の釘を使う部分です。
もちろん、銅板の部分に、鏨で表情をつけてもいいのですが、ちょっと、フラットなイメージにします。背景がフラットなら、表札文字の明朝体ともコントラストがつきますので。また、板の材料も、濃い目のカラーの木を使うことで、銅色とメリハリをつけましょう。
次回をお楽しみに!