だんだん、お庭が、色とりどりの花で賑わってきましたね!5月から夏にかけては、気温も上がり、色々な花々が、咲き誇ってくれる季節です。水やりに注意をして、たくさんの花を咲かせてください。
今日ご紹介するのは、ちょっと珍しい花「アカバナトチノキ・フミリス」です。
トチノキはご存知ですか?トチノキは我栃木県の木。花色は白で、家具の材料などに使われます。昔は臼(うす)づくりに使われた木なんですよ。
アカバナトチノキは、赤い花を咲かせます。少し珍しい北米産のトチノキの仲間で、日本のトチノキと違うのは、真っ赤な花が咲くことと、2~4mほどに育つ背の低いこと。よく見かける紅花トチノキは、このアカバナトチノキと、西洋トチノキ(マロニエ)の交配種なんです。
更に、アカバナトチノキ・フミリスは、木の丈が低く、サーモンピンクの花を咲かせる品種。ガーデニングにぴったりの大きさで、淡い感じのイメージです。細長い筒状をしたの花を、横向きにつける個性的な花。花の付け根には、蜜を貯めているんですよ。
--------------------トチノキ科トチノキ属 原産地は北アメリカ南部 マロニエとの交配で生まれたアカバナトチノキの園芸改良された低木。通常のトチノキとは異なり、コンパクトなサイズに育つ珍しい品種。