日本には、たくさんの伝統工芸がありますね。家づくりも、釘を使わない木造の伝統的な工法があります。そんな、時代を超えて伝わった日本の様式を、近代建築にエッセンスとして加えたのが、和モダンなエクステリア・スタイリング。
屋根瓦につくられる甍の波(いらかのなみ)や、木肌のテイストなど、新しい素材は使っていても、味わいのある風情を楽しめる、素敵なデザイン。夏も近づいて、窓辺に飾る風鈴を用意したくなる季節です。ベランダやテラスから見渡す庭にも、更に和のアイテムで、コーディネートしてはいかがでしょうか。
写真のアイテムは、ガーデンライト「陶の灯り 織部」です。陶器で、できたガーデンライト。日本の伝統的な色合い、緑の織部カラーです。
陶器の支柱は、釉薬(ゆうやく・うわぐすり)と呼ばれる、熱を加えると発色する金属の混ざったガラス分を含む液状の泥でできたものを上掛けします。この釉薬を掛けた上体で、窯に入れて火を炊くんですね。
熱によって、溶けた釉薬は、それぞれに表情を描いてくれます。
120mm角の四角い支柱は、高さが1,020mmと小ぶりでシンプル。25Wのミニ電球が入ったトップライトが、優しく夜のお庭を照らします。
眩しすぎず、ムーディーな和のテイストをお試しください。お勧めですよ!