学校では、新学期が始まりました。春休みは、田舎のご実家に家族で帰られた方々も多かったのではないでしょうか。子供の頃に遊んだ、緑の小山を眺めて、懐かしい思い出に浸ったパパやママもいらっしゃったのでは?
昔から山遊びには、自然からの素敵なオヤツのプレゼントがつきものでしたね。
写真は、アケビの花です。夏から秋にかけて、甘い実をつけるアケビですが、花咲くのは4月から5月。アケビは、日本の山野に自生する蔓性(つるせい)の落葉植物。小さな葉っぱ、小葉5枚がアケビ。小葉が3枚はミツバアケビです。他には雑種のゴヨウアケビなどもあるそうです。
秋につく実は、自然に熟して口をあけて割れます。白っぽい色の半透明の果肉を食べたことがありますか?山遊びの途中で、皆でオヤツの時間を楽しく過ごした思い出もありそうですね。
果皮は炒め物などにも利用され、お食事のおかずに紛れていたかもしれません。新芽は春の山菜。おひたしや和え物などにできるそうです。とても食に関わる木なんですね。
-------------アケビ科 落葉低木 アケビ属の総称。茎は蔓になって他物に巻きつく性質があり、栽培する際は、支柱などに巻きつけて育てる。花の中央の雌しべが特徴的で、バナナの実のような形になっている。耐寒性、耐暑性が高い植物のため、日本全国で庭植えできるのも特徴。