ハンドメイド・ポスト。真鍮でつくったR形状のポスト本体と、厚みのある銅板でつくった文字と枝型パーツができましたね。今回は、ポストの上部カバーに、銅板でつくった文字をロウ付けしていきます。
銀ロウと呼ばれる溶かして結合する金属を使いましょう。ポスト本体の前面パネルと、側面・背面・底面が一体となったパーツを結合したときに使ったものです。
まずは、上部カバーの上に文字を並べます。固定する位置を調整してくださいね。文字が並んだら、イラスト下段左のように、銅板でつくった文字と真鍮の上部カバーの接点に、細かく切った銀ロウを置き並べていきます。全ての接点に並べる必要はありません。文字の各辺に、一ヶ所づつ銀ロウを置けば充分です。
銀ロウを置き並べ終わったら、ガストーチで、全体的に熱を加えます。銀ロウが溶けて、文字が固定されました。
今回の作業は、ガストーチ・火を使った作業です。耐火レンガ(なければ普通のレンガでも大丈夫ですが、割れることがありますのでご注意ください。)やコンクリートの上などで作業してください。上部カバーパーツの下に石やレンガを置いて、少し浮かせておきます。
イラストはPの文字だけですが、ロウ付けは全ての文字を一度に行ってください。熱した後は、パーツが冷えるまで要注意!火を使う作業ですので、くれぐれも火傷に注意してくださいね。次回をお楽しみに!