今回からは、インターホン・アクセサリーをつくる!の新シリーズ「真鍮アートで『インターホン・アクセサリー』をつくる」です。
これまでの金属加工方法は、切って削って、形を整える。ハンマートーンなど、表情をつくる方法をご紹介しました。
今回からは、木型をつくって、同じ形のパーツをつくってから、プラスアルファーのパーツを仕上げます。また、真鍮の板だけではなく、細い針金状の材料も使っていきますね。
イラスト上段に、3種類のデザインをご紹介していますが、加工方法を知ったら、ご自身の好みのデザインもしてくださいね。これまでと大きく異なることは、木型で同じパーツをつくりますので、同じデザインのアクセサリーを複数つくることもできることです。
必要な道具は、木型をつくるための彫刻刃やのみ。もちろん、鋸や固定用のクランプサンドペーパーは使います。金属用のヤスリと、パーツの形をつくるためのハンマーと鏨も用意します。パーツの位置あわせ用に、ペンチなども使うと思います。そして、銀ロウと呼ばれる、パーツを結合するために使用する、溶けやすい金属とガストーチも使いましょう。
加工は、意外に簡単ですので、チャレンジしてくださいね。次回をお楽しみに!