ポストのアクセサリーになる文字の型紙を、銅板に貼りました。文字の部分が、作業台から突き出るように、しっかり固定してください。作業台の角の部分を使うと、作業がしやすいですよ。
次は、金鋸で、切り出していきます。最初に、縦のラインを型紙に沿って、金鋸で切り進んでいきましょう。銅板の端に近い側から順番に切り進みます。銅板に厚みがあるので、中央に向かう縦のラインを切り進んでも、あまり、銅板が上下しないと思いますが、銅板の左右中央側にいくほど、切りづらくなります。
イラストは、上から下に向かって切っています。金鋸など、海外から日本にやってきた工具は、押すときに切れます。日本の古くから伝わる両刃鋸や鉋などは、引く時に切れますね。イラストのように切るときは、思いきって作業台の上にのって、作業すると楽ですよ。
縦線が切り進めたら、銅板の向きを変えるか、切り進む方向を変えて、文字の部分を切り出します。「P」の文字は、余分な部分がありますので、ここも、固定の向きを変えて、切り落としてくださいね。これで、切り出しは完了しました。
他の文字も余分な部分を上手に向きを変えながら切り出してください。「S」の文字などは外形で切り出して、ドリルで穴をあけてから、糸鋸で切るほうがヤスリの作業が少なくてすみます。
次回は、外形のヤスリ掛けです。お楽しみに!