前回、表札の加工をする部分をイメージして型紙をつくりました。とはいえ、簡単な領域を分けるための線をひいたぐらいですね。今回のアイテムは、木型でイメージを膨らませて、銅板をどのように加工するかデザインします。
まずは、型紙の加工する部分をカッターで、切り離してください。そして、木型の材料にする板を用意します。厚みは3cmぐらいは、あったほうがいいですよ。
板に厚みがありますので、鋸の作業が意外に大変。購入する際に、ホームセンターのカットサービスを利用して、表札の仕上がりサイズにカットしてもらいましょう。
板に型紙を貼り付けて、どの部分を加工するかをはっきりさせます。作業台に板をしっかりと固定したら、鉛筆でおおまかな彫り込み線をひいてください。板を見ながら、銅板をどのように折り曲げていくかのイメージを膨らませて、線をひく位置を考えます。
ひき終った線の部分をのみで彫り込んでいきますので、高い部分と低い部分のイメージをしてくださいね。実際にのみを入れ込みながら、デザインは調整できますので、大まかな線でいいですよ。
次回は、のみで木型を彫り込んでいきます。お楽しみに!