日本の伝統的な建築のイメージをモダンにデザインしたのが、和モダンなエクステリア・スタイリングです。瓦屋根に見られる甍波(いらかのなみ)を形づくったり、木目のテイストを活かしたりと、和を感じさせるフォルムとマテリアルを上手にコーディネートします。
写真の表札は、まさに和のスタイル。天然朴を素材にした表札「万葉」です。厚さ30mmの天然木を一つひとつ職人の技で仕上げています。表面の波上の凹凸は、「なぐり」と呼ばれる加工方法。窪んだ部分は木肌の色が濃くなり、艶やかに深みのある反射を見せてくれます。縁の部分も「なぐり」加工をすることで、ちょっと、荒々しいテイストにまとめ上げた力強い表現です。分厚い木片のイメージですね。
お名前の入る部分は、平らに木目を活かした状態。凹凸と平らな面のコントラストに木の色の変化が味わいを更に深いものにしてくれます。彫り込まれたお名前の文字は、レーザー加工で繊細な和風書体を表現。「京円」とよばれる、個性のある書体です。表面は、木の質感を阻害しない、クリアな塗装で仕上げていますので、雨の心配もありません。
左右200mm高さ150mm厚さ30mmの重厚感ある表札はを引っ掛け穴を使用して、設置します。取り付けも粋な方法ですね。和モダンな玄関に、ピッタリの表札。お勧めですよ!