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スタッフブログ

2012年01月記事リスト

ディスプレイできる木の『インターホン・アクセサリー』をつくる④

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新年あけまして、おめでとうございます。2012年を迎え、皆さん、いかがお過ごしでしょうか。ゆっくりお休みできたことでしょう。


さて、インターホン・アクセサリーは、昨年の続きです。花刺しのあるタイプの材料が切り出せていますね。最初に、切り口をハンドサンダーで削って、直線に形を整えます。切り口が平らな面になるように、削ってくださいね。


削り終わったら、花刺し部分のパーツだけ、型紙を剥がします。イラスト下段の一番左のように、ベース板の上にパーツを組み上げて、接着していきましょう。花刺しの側面になるパーツ2本の切り口の部分に接着剤を塗ります。長い辺の部分2ヶ所です。


イラストの下段、一番右の形になるように、ベース、四角の下になるパーツ、接着剤を塗った2本のパーツ、四角の上になるパーツ、の順で貼り付けます。四角い筒状に貼り付けたパーツは、一番大きなベース板の中央にくるように、接着してください。クリアなゴム系の接着剤を使うと、乾燥も速く接着作業が短時間で済みます。


これで、花刺し部分の四角い筒ができました。しっかり接着剤が乾燥すれば、作業は完了です。次回をお楽しみに!

真鍮に銅のアクセサリー『ポスト』ハンドメイド①

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あけまして、おめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。2012年、最初の『ポスト』ハンドメイドは、新シリーズ第1回目です。


昨年は、木を切り出したり彫ったりの木工と、銅板を切って、削って、曲げてといった鍛造法をご紹介しました。木も銅板も、比較的、加工しやすい材料でしたね。


今回からは、真鍮をベースにしたポストづくりです。銅板とは違い、ちょっと固めの金属ですので、きちんと加工手順に沿って、作業を進めましょう。


イラストのように、ポストの上部カバーと前面パネルに、Rがついた、ちょっと丸みのある形に仕上げていきます。カバンのイメージで、柔らかい感じにまとめたスタイリングです。側面も下の部分はRに削り出していきます。切って、削り出して、曲げる。これまで、ご紹介した鍛造の技法を使えば、つくれるデザインですね。


アクセントになるパーツは、銅を使って、ちょっと粗い加工で有機的に仕上げ、アンティークな雰囲気をポストにもたせます。意図的に粗いイメージにしますので、削りや叩きの方法が、今までとは変わってきます。


真鍮のR曲げ加工と、銅の有機的な表現を組み合わせたハンドメイド・ポスト。素敵な仕上がりにしましょう。次回をお楽しみに!

木をくり貫いて『表札』をつくる⑳

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新年の最初の加工は、アクリル板の切出しです。表札の木工部分は、全て作業が完了。塗装も終わって、綺麗な仕上がりのはず。


アクリルのベース板は、表札の文字をカッティングシートでつくり、貼り込んでいくために使用します。厚さは2mm以上のクリアなカラーがお勧めです。まずは、表札の仕上がり寸法をマーカーで描き込みます。寸法を測って、ライン引きしてください。イラストでは、あとの加工を考えて、材料の真っ直ぐな2辺をそのまま利用して寸法線を描き込んでいます。


描き込み終わったら、作業台に固定して鋸でカットします。切り出すときに両刃鋸を使う場合は、目の粗い縦挽きを使うほうがいいでしょう。2辺を切り出したら、切り口を平らに仕上げてください。ハンドサンダーを使って、できるだけ直線を描くように幅広く削ってくださいね。


切り口が平らになったら、角の面取りもお忘れなく。ちょっと角を丸めておけば、ケガの心配もありません。また、プラスチックですので、削りかすが、エッジにたまりますので、落としながら面取りしてくださいね。


次回は文字の貼りこみです。お楽しみに!

LEDの光に浮き上がる彫刻『LED SIGN TWINKLE 』

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省電力で注目を集めているLEDライト。使い方次第で、美しい演出にも一役買ってくれます。写真の表札は、『LED SIGN TWINKLE 』です。


厚さ8mmのガラスの四隅から、LEDライトを照射することで、ガラス全体に満遍なく光がゆきわたり、彫刻された文字が、浮き上がります。夜の玄関を静かに品良く演出してくれる表札ですね。とても綺麗に文字とパターンが光を放つのは、LEDの白い光のおかげです。


写真の夜の表情では、ちょっとわかりませんが、ベース板は磁器質のタイルでつくられています。アースカラーの赤茶色の四角いタイルは、幾何的なスタイリングにナチュラルさを感じさせてくれます。透明感のある分厚いガラスにサンドブラストで彫られた文字とリーフデザイン。とっても優しい雰囲気のあるサインです。


文字の書体が選べ、ベースタイルのカラーは8種類からチョイスできます。ガラスを固定する飾りナットも種類が豊富。お好みのコーディネートが楽しめるのも、ポイントです。LED100Vタイプで家庭用電源が使え、もしろん本体には光センサーが標準装備。


昼も夜も、素敵な印象を与えてくれる、ナチュラルモダンなエクステリア・スタイリングにピッタリのお勧めアイテム。是非お試しください。

ディスプレイできる木の『インターホン・アクセサリー』をつくる⑤

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前回、インターホン・アクセサリーの花刺し部分のパーツを接着剤で組み上げました。充分乾いたと思います。ここからは、パーツを削って、幾何的な表情がでるように仕上げていきます。


まずは、上手に削るために、補助具をつくりましょう。のみや彫刻刃、鉋(かんな)を使うときには、作業がしやすいように、補助具を使います。イラストのように厚みのある板材(1cm厚ぐらい)と角材(1cm角の太さ)を用意します。板の幅と角材の長さは、表札の花刺しパーツの3倍の幅があると作業しやすいです。


角材と板は幅を揃えてカットしておきます。角材を板端に釘で打ち付けてください。イラストのように、板端にぴったりと角材が揃うようにしてくださいね。


次に、花刺しパーツの上面に、幅1/3の位置で縦に2本の線を引きます。この線に沿って、角を大きく削っていく基準線ですので、真っ直ぐに引いてくださいね。これで、準備は完了です。


イラスト下段の右のように、補助具を作業台にクランプで固定して、その上に花刺しパーツを乗せて作業します。補助具の角材がストッパーの役割をしてくれますので、角を削る鉋の作業も楽にできますよ。次回をお楽しみに!

真鍮に銅のアクセサリー『ポスト』ハンドメイド②

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ポストの材料を切り出すために、型紙を描いていきましょう。それぞれの寸法で、ポストの展開図を描いていきます。


【上部カバー:①】幅440mm×高260mm
【背板:②】幅400mm×高500mm(イラストでは側板をくつけて描いています。)
【底板:③】幅400mm×高50mm
【前面パネル:④】幅400mm×高450mm
【側板:⑤】250mm
【側板:⑥】500mm
【側板:⑦】450mm
【側板:⑧】100mm

となります。


側板は、左右が逆転した状態で描いてくださいね。


丸みのある形ですので、上部カバーと前面パネルは、Rの分だけ長めになっています。背板と側板を描いてから、上部カバーと前面パネルの寸法を決めると調度いいサイズが描きだせますよ。次回をお楽しみに!

白く可憐な花「日本水仙」

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よく見かけるスイセンは、実は、「日本水仙(ニホンズイセン)」とよばれるスイゼン属の一種。12月から2月にかけて咲く白く可憐な花は、芳香のある小さな盃状の姿。耐寒性のある多年草(球根植物)です。葉と茎は緑色で細長く厚みがあり、とってもスマートないでたち。ショウブの葉を小さくした形をしています。


原産地は主にスペイン、ポルトガルを中心にした地中海沿岸地域から、アフリカ北部までと、とっても広い範囲。原種は30種類といわれています。とても身近で親しまれている花なので、園芸用に品種改良されたものも、広く栽培されているんですよ。


ニホンズイセンは、古く室町時代以前に、中国を経由して渡来したといわれています。球根が中国から流れ着いたのでは?とも語られている不思議な花です。野生の日本水仙は、本州以南の暖かい海岸近くで群生が見られるそうです。越前海岸の群落は有名で、福井県の県花ともなっています。


-------------スイセン属 ヒガンバナ科。 ラッパスイセンやニホンズイセンなど色や形の異なる種や品種が多くあるが、この属に含まれるものが総称してスイセンと呼ばれる。多年草で、冬から春にかけて白や黄の花を咲かせる。ニホンズイセンをスイセンということも多い。美しい花であるが、有毒植物。全草が有毒で、鱗茎に特に毒成分が多い。葉がニラととてもよく似ており、ニラと間違えて食べ中毒症状を起こすという事件が時々報告・報道される。

大きくなったね。『ポスト』で気づく、子供の成長68

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「おやおや、お正月の鏡餅だね。メールちゃんがつくったのかな?飾ってくれるの? とっても嬉しいけど、どこに飾るのかな?踏み台から落ちないでね。」


メールちゃんが、遅いお正月飾りをポストに飾ってくれようとしています。ポストは喜んでいるのですが、置く場所があるかな?と、ちょっと心配しています。


メールの幼稚園では、冬休みが終わって直ぐに、お餅つきがあります。子供たちは大騒ぎ!なかなか、本物のお餅つきは見られませんから、あまりの迫力に、ちょっと離れて見ている子もいるくらい。振り下ろされる杵(キネ)に、ビックリしていたようです。


つき終わったお餅は、子供たちが、それぞれお団子のように丸めて、不思議な形のお餅たちが出来あがります。メールは、先生に教えてもらって、鏡餅をつくりました。なかなか、良い形にできています。お餅をこねた感想は「あちち」だったそうです。柔らかくて熱いうちに渡されて、きっと困ったのでしょう。


上手にできたね。頑張ったね!


-------------旧年の12月か、新年を迎えた1月に、幼稚園の行事として、お餅つきが行われることは、多いようです。お正月の飾りは、地域によって異なりますが、七草の1月7日までか、小正月の1月15日まで飾るようです。鏡餅は、1月11日か、1月20日と鏡開きまでといわれています。いずれも、地域によって異なるようですので、ご近所の神社に聞いてみるといいですね。

ディスプレイできる木の『インターホン・アクセサリー』をつくる⑥

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インターホン・アクセサリーの花刺しパーツを幾何的に仕上げるために、前回は補助具をつくって作業台に固定しました。補助具の上にパーツをのせて、鉋(かんな)掛けの作業に入ります。


花刺しパーツの上面の角を鉋で45度に近い角度で削っていきましょう。仕上がりのイメージは、イラスト上段の一番右の絵を見てください。真横から形を描いています。ちょうど、上板の角が45度に削ぎ落とされた形ですね。


鉋を上手に使うコツは、パーツの角に、鉋の底面を置くように当てて、力を入れ過ぎないように、軽く削っていくことです。よく切れる刃の鉋であれば、シュルシュルと細い木屑を走らせてくれますよ。最初に、鉋を角に当てるときに、45度になるように注意が必要です。


大まかに鉋で角を落としたら、ハンドサンダーで仕上げましょう。削った部分が面として平らになり、真横から見るときちんと45度になるように、少しハンドサンダーを押し当てるようして、少しずつ角度と面を揃えるように仕上げてください。


上板の角が綺麗に面として削れれば、花刺しパーツの形状加工は完了です。次回はインターホン・アクセサリーのベース部分の加工です。お楽しみに!

真鍮に銅のアクセサリー『ポスト』ハンドメイド③

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ポストの展開図は、ちょっと難しかったと思いますが、きちんと、パーツ同士のサイズがあっていれば、大丈夫です。ポストをつくり始める準備として、真鍮板(しんちゅうばん)の「なまし」の作業です。


大きな真鍮板になりますので、イラストのように広い場所で、レンガのように耐火性のある材料のものを敷いて、ガストーチで熱を加えます。真鍮板の下に空間ができるようにレンガの上に置いてください。コンクリートやレンガの上にべったりと置いた状態で「なまし」の作業をしようとすると、ガストーチの熱をコンクリートやレンガに吸い取られて、火が通るのに時間がかかってしまいます。


ちょっと、火を近づけ気味にして、満遍なく熱を加えてくださいね。ガストーチの作業は火傷の心配もありますので、近くに必ずお水を用意しておいてください。熱した真鍮板は、銅板とは異なり、直ぐに水をかけて冷やすと、逆に硬くなり加工がしづらくなりますので、自然に冷めるのを待ちます。お子さんが触ったりしないような場所で、作業も冷ましも行ってくださいね。


自然に真鍮板が冷めるのを待つ間に、前回準備した型紙をカットしましょう。直線の基準になりますので、定規を使って正確にカットしてくださいね。次回は材料の切出しです。お楽しみに!

木をくり貫いて『表札』をつくる21

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前回、表札の文字を貼り込むアクリル板を仕上げました。今回は、カッティングシートで文字をつくります。


まずは、ご自宅のパソコン・ワープロソフトで、表札の文字を印字してください。お好みの書体でかまいませんが、最初に表札のサイズの四角形を図形で描いて、その中央に文字を入力してくださいね。このとき、文字の大きさも調整してください。入力が済んだらプリントアウトします。


このプリントアウトしたものをベースに、切り抜く文字を手で描いてください。トレーシングペーパーのような透けて見える紙をかけて、鉛筆で輪郭を描き写します。この描き写した文字を裏返しにして、カッティングシートの裏側に貼って、カッターで切り抜きます。


前回仕上げたアクリル板を用意して、プリントアウトした表札文字の上に重ねて置いてください。透明のアクリルですから、文字が透けて見えるはず。このプリントの文字の上に重ねるように、カッティングの文字を貼ってくださいね。これで、位置もピッタリに、貼り込みが完了しました。


あとは、アクリル板と木をくり貫いてつくった表札を結合するだけです。次回をお楽しみに!

イタリア職人の手づくりタイル表札・バルトックタイル『ボルド ミラノ』

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表札は、ご自宅に訪れる方はもちろん、家の前を通る方々も目にするエクステリア・アイテムです。個性豊かにコーディネートされたエクステリア・スタイルの玄関や門構えに、小さなアイテムですが、大切な表札にも、思い入れあるデザインが欲しいですね。


ちょとメルヘンチックに演出された南欧風のスタイリングにお勧めなのが、バルトックタイルのネームプレートです。写真は、「ボルド ミラノ」と名づけられたデザイン。イタリアン・ファッションの発信地として有名なミラノのモンテ・ナポレーネ通りをモチーフに描かれたものです。


バルトックタイルは、日本でデザインされたネームプレートを、本場イタリアの職人さんたちが、一つひとつ手づくりで仕上げるハンドメイドの表札。テラコッタに釉薬で絵付けします。色付けに使われる釉薬は、焼きあがると輪郭線よりもポッコリと膨らみ、滑らかな立体に表現されるので、思わず手に触れたくなる仕上がり。ガラス質ですから、艶も発色もとても、優しい表情のネームプレートになります。


自然素材を上手にコーディネートした南欧風のエクステリア・スタイリングのご自宅に、ピッタリのハンドメイド表札を是非、ご採用くださいね。

木をくり貫いて『表札』をつくる22

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表札のカッティング文字をアクリル板に貼り終えました。もちろん、木製のベースは、3種類とも仕上がっていますね。今回は、それぞれのベースにあわせて、アクリル板を接着していきます。


イラスト左の下段にあるように、デザインによって、アクリル板を接着する位置が異なります。幾何的デザインは、アクリル板は木製ベースの上になり、彫刻とパターン化は、下にアクリル板を接着しましょう。


接着剤を塗る場所も、デザインによって異なります。アクリル板を上にのせる幾何的デザインは、木製ベースの表面に接着剤を塗ってください。彫刻とパターン化のデザインは、木製ベースを裏返して、接着剤を塗りましょう。具体的に塗る場所は、イラスト右から2列目の赤枠部分を目安に塗ってくださいね。


アクリル板との接着ですので、クリアな透明なゴム系接着剤を、少したらすように塗って、ヘラで直線的に伸ばします。帯を描くつもりで、できるだけ真横に薄く伸ばしてくださいね。木製ベースとアクリル板を押し付けたときに、接着剤が薄く塗られているほうが、圧力で広がりにくいので、平らに薄くが基本です。また、ゴム系の接着剤は、半乾きになると、伸びにくいので、綺麗に接着できますよ。


次回は設置です。お楽しみに!

暖かなマテリアルコーディネート『SIGN RAIL 唐草』

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伝統、厳格さを感じさせ、ちょっと古めかしい雰囲気を漂わせるのが、クラシックなエクステリア・スタイリングですね。重厚な古風さは、近寄りがたさも印象付けます。そんな玄関には、温かみの感じさせるマテリアルを使ったアイテムがお勧め。


写真のネームプレートは、『SIGN RAIL唐草』です。ロートアイアンのフレームは、表面に細かな凹凸が入ったレトロな仕上がり。木の枝をモチーフにデザインされた装飾部分は、太さも曲がり方も有機的なフォルムです。お名前の文字は、タイルに盛り上がった状態でアルファベットをつくったもの。手づくりクッキーを焼き上げたようなイメージの素朴な焼き締めタイルです。


全体をブラックの塗装でまとめているレールに、自然素材をイメージさせるタイルの組み合わせは、クラシックなイメージを阻害せずに、優しさを感じさせます。


焼き締めタイルの英字は、大文字と小文字、数字に英字記号を組み合わせることができますので、使い方次第で、可愛さも表現できますよ。タイルのサイズは、高さ8cm左右は文字によって異なりますが、2cm~5.3cmです。


アイアンのレールは4種類。サイズは左右53cm~59cmのLサイズと、35cm~42cmのSサイズの2種類が用意されています。写真の唐草は、Lサイズで左右53cm高さ17cm、Sサイズで、左右35cm高さ15cmです。

クラシックな空間に、有機的なアイアン装飾の表札で、素敵なコーディネートをお楽しみください。

真鍮に銅のアクセサリー『ポスト』ハンドメイド④

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ポストの材料になる真鍮板の「なまし」の作業も無事終わり、型紙を切り抜きましたね。あとの加工がしやすいように、真鍮板の4辺の直線を利用して、型紙を貼りつけることもできたと思います。真鍮板が大きいので、切出し作業も広いところで行ってください。


金鋸で切り進んでいくために、真鍮板の下を浮かせるように、ブロックなどを台にする必要があります。イラスト上段のように、型紙を目安に、切り進む部分に隙間をあけて、ブロックなどを多めに置いてください。このブロックを台に、金鋸で切りだすときは、真鍮板を手や足で押さえます。


大きな真鍮板を切りだすので、金鋸の使い方は要注意!イラスト上段一番右のように、真上から見て真っ直ぐになるように、挽いてください。金鋸が斜めになったり、左右にぶれると、刃が折れやすいので、充分注意してくださいね。


大まかに型紙に沿って真鍮板を切りだせたら、あとの作業はきちんと固定して行います。作業台にクランプで固定して、切りだしを続けてください。イラスト下段のように、背面と側面、底面の部分が一つになったパーツは、細かい切りだしが必要です。角を先に落として、斜めに切りだすなど、少しずつ作業を進めてくださいね。


次回は、ヤスリで形を整えます。お楽しみに!

ディスプレイできる木の『インターホン・アクセサリー』をつくる⑦

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今回は、インターホンカバーのパーツを仕上げていきます。既に、窓の部分もくり貫かれている状態ですね。切り口をフラットに仕上げるために、ヤスリとハンドサンダー、サンドペーパーを使います。


まずは、外側4辺の切り口を平らにしましょう。イラスト上段左から2番目のように、作業台の角の部分に2辺が突き出るように、クランプで固定します。木工用の平ヤスリの、目の細かい側を使って削ります。長いヤスリ面を上手に使って、一度に長い面を削るつもりで、切り口を平らにしてください。


ヤスリで大まかに平らにしたら、ハンドサンダーで丁寧に仕上げます。このときは、ハンドサンダーのヤスリ面を切り口に置くように当てて、前後に板に対して垂直に押しながら削りましょう。同じ要領で4辺とも平らにしてくださいね。


次に窓の内側です。イラスト下段左のように、窓の穴が作業台から突き出るように固定します。窓の中にヤスリを通して、ここでは垂直に上下させて削りましょう。もちろん、平ヤスリの目の細かい側を使ってください。


大まかに削れたら、仕上げは細長い平板にサンドペーパーを巻きつけたもので、削っていきます。ここでも、垂直に上下させるように削ってくださいね。これで、カバーパーツのヤスリ掛けは完了です。


花刺しパーツと接着すれば、形は完成!次回をお楽しみに!

大きくなったね。『ポスト』で気づく、子供の成長69

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「メールちゃん。冬の運動会?それとも、スポーツクラブにでも行くのかな?二人は仲良しだね。レオンくん。お姉ちゃんに着いて行くの?」


メールちゃんが、スポーツスタイルでいるので、ポストがどこに行くのか不思議がっています。レオンくんも一緒に手をつないでいるので、二人は何しに行くのか、尚更、不思議なようです。


メールの幼稚園では、体操教室があります。年少さんから正式に入るのですが、体験を兼ねたミニ教室があります。メールは、前から入りたがっていたので、お教室のセットは先に購入しました。


直ぐに大きくなってしまうので、ちょっと迷いましたが、パパに相談したら


「せっかくだから、揃えてあげなよ。」


と気前よくOK。バックや縄跳び、ボールにジャージも揃えました。メールが楽しく頑張っている姿を見せて、レオンにも沢山運動してもらおうと、ミニ教室を一緒に見学します。きっと楽しいね!


--------------体操教室は、幼稚園の習い事の定番。専門のトレーナーが、幼稚園まで来てくれて、子供たちに楽しく運動を教えてくれます。最初は、動物の真似をして、膝を伸ばして手をついて歩く「クマ歩き」と呼ばれる動作をするなど、体を動かすことから始めます。年少さんから年中、年長と進むにつれて、跳び箱やマット運動、組み体操やミニドッジボールまでと、メニューはバリエーション豊富です。体を動かせる子供から、スポーツを楽しめる子供に、成長してくれますね。

縁起のいい美しい赤い実「万両」

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写真は、とっても縁起のいい、冬に美しい実を熟す「万両」です。特に名前が、おめでたいのでセンリョウ(千両)などとともにお正月の縁起物とされています。


日本の古典園芸植物のひとつで、江戸時代には多様な品種群が栽培されました。その形も葉が縮れたりした変異個体が選抜されて、種類も色々だったようです。関東地方以西から、四国、九州、沖縄に自生する暖かな場所を好む低木。庭木などとしても植えられているので、見たことのある方は多いと思います。


高さは1mぐらい。増え方も特徴的で、根元から新しい幹を出して株立ちとなります。葉も形が珍しく、縁が波打ちします。葉を光に透かして見ると、黒点も見える、色々と飽きない木なんです。


夏・7月頃に小枝の先に白色の花を咲かせます。赤い実は、10月頃に赤く熟すと、年を越えて2月頃まで枝に、姿を見せている長い期間、観賞できます。品種によって、白や黄色の実もありますよ。


--------ヤブコウジ科 ヤブコウジ属 和名 マンリョウ。庭木・花木として栽培され、樹高1mの低木。原産地は、日本、朝鮮半島、中国、台湾、インド、東南アジア。耐寒性は普通で、耐暑性は強い。常緑性で日陰でも育つ。開花は7月だが、実の観賞期は11月中旬から2月とされている。千両と共に縁起物とされるが、全く違う品種で、千両は、センリョウ科の植物。

ディスプレイできる木の『インターホン・アクセサリー』をつくる⑧

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インターホン・アクセサリーのカバーパーツの形は整い、花刺しパーツができました。2つを接着剤で結合します。


花刺しパーツの背面、ベースの左側に、接着剤を塗ってください。乾燥の速いゴム系のクリアボンドを使うと、作業が早く済みます。隙間があかないように、少し多めに接着剤を塗りましょう。


花刺しパーツのベースと同じ厚みの板を用意してください。単純に接着するときに、カバーパーツが斜めにならないように、台にします。接着剤が半乾きになったら、イラスト上段右のように、花刺しパーツと台にする板を置いて、カバーパーツをピッタリと位置合わせして接着してください。イラスト上段一番右は、真横から見たイメージです。


このまま、接着剤が充分乾燥するまで待ってくださいね。乾いて、しっかり固定されたら、カバーパーツの型紙を剥がしてください。角からカッターの刃先を型紙と板の間に差し込むと、剥がれやすいですよ。


型紙を剥がし終わったら、結合までの作業は完了!あとは、表面をサンドペーパーで仕上げて、塗装すれば完成です。花刺しパーツの位置は、お好みで左右どちら側でもいいですよ。次回をお楽しみに!

真鍮に銅のアクセサリー『ポスト』ハンドメイド⑤

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前回、金鋸で材料を切出しました。今回は、切り口の部分を型紙に沿って、真っ直ぐに削り出します。イラスト上段のように、作業台の角を上手に使って、底面と側面の部分、内角を削れるようにクランプで固定します。


金属用の平ヤスリを使いますが、イラスト上段右のように、真上から見てヤスリの頭が細い長方形になるように、垂直に動かします。上下に真っ直ぐ、下にさげるときに力を入れると削れますので、ぐらぐら揺れないように動かしてください。


内角を削り出せたら、次は長い直線部分を削りましょう。イラスト下段左のように、作業台の縁とパーツの直線部分が平行になるように固定してください。ヤスリの面を使った削り方をしますので、作業しやすい位置での固定です。


平ヤスリを真上から見ると、縦に伸びる細長い長方形に見えるように、真鍮板の切り口・面に対して垂直にヤスリが当たるように動かしてください。削っている辺が、直線になるように、削ってくださいね。他のパーツと接する部分が、側面や底面部分の切り口・辺になりますので、できるだけ直線になるように形を整えます。


次回は、R加工の準備です。お楽しみに!

天然木の表情を活かした表札『万葉』

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日本の伝統的な建築のイメージをモダンにデザインしたのが、和モダンなエクステリア・スタイリングです。瓦屋根に見られる甍波(いらかのなみ)を形づくったり、木目のテイストを活かしたりと、和を感じさせるフォルムとマテリアルを上手にコーディネートします。


写真の表札は、まさに和のスタイル。天然朴を素材にした表札「万葉」です。厚さ30mmの天然木を一つひとつ職人の技で仕上げています。表面の波上の凹凸は、「なぐり」と呼ばれる加工方法。窪んだ部分は木肌の色が濃くなり、艶やかに深みのある反射を見せてくれます。縁の部分も「なぐり」加工をすることで、ちょっと、荒々しいテイストにまとめ上げた力強い表現です。分厚い木片のイメージですね。


お名前の入る部分は、平らに木目を活かした状態。凹凸と平らな面のコントラストに木の色の変化が味わいを更に深いものにしてくれます。彫り込まれたお名前の文字は、レーザー加工で繊細な和風書体を表現。「京円」とよばれる、個性のある書体です。表面は、木の質感を阻害しない、クリアな塗装で仕上げていますので、雨の心配もありません。


左右200mm高さ150mm厚さ30mmの重厚感ある表札はを引っ掛け穴を使用して、設置します。取り付けも粋な方法ですね。和モダンな玄関に、ピッタリの表札。お勧めですよ!

木をくり貫いて『表札』をつくる23

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カッティングシートを綺麗に貼ったアクリル板と、木をくり貫いて、彫り削った表札の木製ベースが接着されましたね。あとは、表札を取り付けるための加工と作業です。


表札に設置のために必要なナベ式ネジを取り付けるために、穴あけ作業を行います。厚みのある板を用意して、表札の下に敷いたら、作業台にしっかり固定してください。最初に表札の4ヶ所、角の部分に錐(きり)でガイド穴をあけます。アクリルと木の両方に、穴があくようにしてください。


この錐の穴をガイドに、ドリルで穴あけです。いっきに貫通させるように垂直にあけてくださいね。穴の大きさはナベ式ネジの太さより、0.5から1mm大きな太さであけましょう。


4ヶ所にあけた穴にワッシャとナベ式ネジを通して、裏側からナットで締め上げれば、設置の準備は完了です。


ナベ式ネジの止め方は、「アクリルとクレイアートで『表札』をつくる⑯」を参考にしてください。壁や柱への取り付け手順は、設置する場所の素材によっても異なります。基本的な方法は、「アクリル+カッティングで『表札』をつくる⑨」を参考にしてくださいね。


次回から新シリーズです。お楽しみに!

スタイリッシュな空間に有機的モダン『ウォールライト鼓』

ウォールライト鼓


スタイリッシュモダンなエクステリア・スタイリング。モノトーンのカラーリングと、コンクリートの地肌や、金属素材のシャープさ、無駄を省いた都会的なデザインが特徴的です。一歩、玄関に入ると、スペースはどんなコーディネートでしょう?相変わらずシンプルにまとめながら、ちょっと、マテリアルコーディネートを違った質感で表現することも多いと思います。


写真は、「ウォールライト鼓」です。一見、樹脂か金属素材を落ち着いたカラーリングでまとめた、幾何的なアイテムに思えますが、実は、本体が信楽焼の陶器で、つくられています。色づけも釉薬がけで、味わい深い仕上がり。スタイリングのイメージは、日本の太鼓「つづみ」をモチーフにデザインされたもの。


中央部分の円柱内に100Wの明るさの電球型蛍光灯が入っているので、床と壁面を優しく照らしてくれます。上部の円形面が、ガラスでつくられていますので、光を拡散してくれる、ムーディーな演出機能も、ありますよ。仕様は、高さ420mm、直径400mm、重さは10kg。上下約4m、360度に光を拡散します。


スタイリッシュな空間イメージに、有機的な雰囲気をプラスする信楽焼のウォールライトは、訪れるお客様や、帰ってくる家族を暖かく迎えてくれます。お勧めですよ。

木型と叩き出しで『表札』をつくる①

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今回から、「手づくり『表札』を楽しむ!」新シリーズです。イラストのように、銅板をアートに、有機的に加工するデザインをつくっていきましょう。


一見、雑に見えますが、今回のシリーズは、銅板を加工するために、「木型」を用意します。無作為にハンマーや鏨(たがね)で叩いても、思ったデザインにはできません。木型を削る作業のときに、イメージを形にしていく手法になります。


イラストの一番左は、銅板の上部を細かに粗く折り曲げたようなイメージのデザイン。角度のある溝を木型でつくって、銅板を叩いていきます。真中は、緩いRとラインを叩いてつくるスタイル。木型も緩く丸みのある形状にします。Rのラインは、鋭利な溝を木型に彫っていきます。一番右は、波を打つようにRとラインをつくるデザインです。波型に木型を加工しますので、彫り込みと削り出しが一番難しいタイプです。


表札の文字は、3種類ともに銅板をくり貫くデザインです。


木型をつくるための材料は、厚めの板を用意してください。また、型を彫り込んでいくために、のみと彫刻刃を使います。銅板を叩いていくときには、ハンマーと鏨を使います。


次回をお楽しみに!

ディスプレイできる木の『インターホン・アクセサリー』をつくる⑨

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今回から、インターホン・アクセサリーの前面カバーに、デョスプレイできるパーツの付いたデザインです。全体的に有機的なスタイルのアイテムづくりですので、丸みのあるパーツ加工が中心。


型紙をつくるのも、必要に応じて雲形定規などを使ってくださいね。まずは、寸法図を2枚用意します。1枚描いて、もう1枚はコピーを取るといいですね。


1枚には、ベースになるカバー部分を描いていきます。インターホンよりも、一回り大きなサイズで描いてください。取り付けの際に、金具を通しますので、上下左右2cmは大きくしてくださいね。角の部分は、丸みをつけます。フリーハンドでも、丸い定規でも、コンパスでもいいですよ。


カバーが描けたら、次はディスプレイパーツを描きましょう。これは、最初にフリーハンドで、だいたいの形を描きます。そのまま、綺麗に清書してもいいのですが、雲形定規で仕上げると、綺麗ですよ。イラストでは、上下の形は雲形定規の形状に似せています。真中のパーツは、草木のイメージですが、お好みで幾何的にしてもいいですね。


パーツを描き終えたら、カッターで切り抜いて型紙にします。材料になる板には、のりで貼ってくださいね。次回は、材料の切り出しです。お楽しみに!

真鍮に銅のアクセサリー『ポスト』ハンドメイド⑥

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前回、ポストのパーツになる真鍮板を切り出して、縁の形を整えました。角の部分や直線部分が綺麗に削り出されたと思います。今回から、上部カバーと前面パネルのR加工に入りましょう。


イラスト上段左側のように、それぞれのパーツの下部を丸めていきます。赤い帯の部分、側面のR形状にあわせた丸みをつける工程です。形をあわせるために、Rの基準になる補助具をつくりましょう。


側面パネルのRサイズにあう太さの丸棒と、補助具のベースになる板を用意します。イラスト下段右のように、丸棒を板に釘付けして固定し、Rの位置・上下の幅分の高さをつけて、上面の板を底上げするように固定します。


上面の板の上に真鍮板をのせて、丸棒のRを使って、真鍮板を叩いて丸めていきます。木槌で真鍮板を叩くときの土台になりますので、しっかりした構造にする必要がありますから、頑張ってつくりましょう。


丸棒や板の長さは、真鍮板より1.5倍ぐらいの幅と長さが切りだせるものを用意してくださいね。細かな補助具のサイズ調整や切り出し、組み立ての方法は、次回、ご紹介します。お楽しみに!

寒い冬に黄色く花咲く「蝋梅」

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写真の黄色い花は「蝋梅(ろうばい)」です。名前に梅がついているので、バラ科サクラ属に、よく誤解されますが、蝋梅は、ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木で別物です。


お庭や街並みから、花の姿が少なくなる寒い季節、1月から2月にかけて小さく可愛い黄色い花をつけてくれます。花の香りはとっても強く、存在感のある木です。種類も色々で、ソシンロウバイ(素心蝋梅)、マンゲツロウバイ(満月蝋梅)、トウロウバイ(唐蝋梅)などがありますが、よく栽培されているのはソシンロウバイで、花全体が黄色いものです。


ロウバイの花は、真中が暗紫色で、その周囲が黄色くなっているのが特徴。近くでよく見てみるとわかりますよ。別名、唐梅とも呼ばれる唐の国から日本にやって来た品種。中国名も蝋梅であったそうです。花弁が蝋のような色で、旧暦12月の臘月(ろうげつ)に咲くから、名づけられたともいわれています。


------------ロウバイ科 ロウバイ属 落葉低木。土壌をあまり選ばず、かなり日陰のところでもよく育ち開花。花やつぼみから抽出した蝋梅油(ろうばいゆ)を薬として使用する。甘い芳香の元は、この各種の精油成分によるもの。「ボルネオール(Borneol)」「リナロール(Linalool)」「カンファー(Camphor)」「ファルネゾール(Farnesol)」「シネオール(Cineole)」などの精油成分が含まれている。

大きくなったね。『ポスト』で気づく、子供の成長70

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「可愛い鬼だね!ピンク鬼さんかな?メールちゃんがつくったお面は、怖くないね。オヤオヤ?レオンくん、ママに隠れてどうしたの?怖がりだね。」


ポストがママとレオンくんと一緒に、メールちゃんの帰りを出迎えています。どうやら、幼稚園では、早めの豆まきだったようです。


メールの幼稚園では、1月の終わりに豆まきをします。子供たちは、先生が用意してくれた鬼のお面づくりの材料を使って、自分オリジナルの鬼お面をつくります。想いおもいの色をクレヨンで塗ったり、角をのりで貼り付けたりと、それなりに大変!


メールは、鬼の顔や頭をピンク色にしています。どこから見ても笑ってしまう、コミカルな鬼ですが、レオンにとっては、ちょっと怖かったようです。お面を頭につけて帰って来たメールを見ると、私の後ろに隠れてしまいました。


元気良く

「ただいま!レオン!」

と手をあげてくれるお姉ちゃん。可愛いでしょ?


--------------節分の日付は、いつも同じではありません。豆まきをするのは、立春の前日、毎年2月4日ごろになります。季節の変わり目に邪気を追い払うために行われる行事です。幼稚園では、節分の前、1月終わりごろに豆まき大会をするようです。落花生や飴を混ぜて、楽しく「鬼は外、福は内」と子供たちが声を上げます。きっと家族で豆まきをするのは、楽しいですよ。ちょっと、自宅での豆まきは、掃除が大変ですね。

ディスプレイできる木の『インターホン・アクセサリー』をつくる⑩

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インターホン・アクセサリーの型紙が、材料の板に貼りつけられた状態です。丸みのあるパーツが多いので、貼り付けるときに、配置に苦労するかもしれませんが、できるだけ材料を切り出しやすい状態に貼ってください。


材料を作業台に固定して、両刃鋸で切り出します。板には繊維の方向がありますが、切り出しには、目の細かい横挽き側の刃を使うといいですよ。切り出すときのコツは、イラスト上段右のように、できるだけ余分な部分を少なくするように、上手に鋸を挽くことです。あとのヤスリの作業が楽になります。


材料を切り出せたら、ベースになるパーツの窓の部分に、ドリルで穴をあけます。くり貫くための穴ですので、4隅に穴をあけてください。厚めの板を敷いて、作業台に固定し、ドリルでパーツを貫通させるように穴あけしてくださいね。


穴あけができたら、穴に糸鋸の刃を通してから、弓を取り付けて、それぞれの穴をつなぐように切り進みます。窓をできるだけ綺麗にくり貫いてくださいね。内側の角部分は、あとでヤスリで形を整えますので、無理に糸鋸で切り出さないほうが、最後の仕上がりは綺麗になります。


次回は、パーツの外側部分を削っていきます。お楽しみに!

真鍮に銅のアクセサリー『ポスト』ハンドメイド⑦

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ポストの上部カバーと前面パネルのR加工のために、補助具をつくりましょう。前回、おおまかな構造と役割をご説明しました。今回は、実際にサイズをあわせて、つくっていきます。


まずは、丸棒のサイズ確認です。イラスト左のように、上部カバーと前面パネルの左右の長さより長めに丸棒をカットします。ベースと補助部の上部になる板は、クランプで固定するために、左右1.5倍の幅を目安に切り出します。


あらかじめ、丸棒の太さとポストパーツの幅をメモしておいて、ホームセンターなどで材料を買ったときに「カット加工サービス」を利用して、お店の切削機械で切ってもらうと便利ですよ。


上下の板に挟み込む、底上げに使う板は、イラスト右上段のRの縦の長さを幅に、横長にカットします。垂直に立ち上げなくてはいけませんんで、これも、あらかじめ幅をメモしておいて、カット加工サービスを使うと、直線で同じ大きさにしてもらえます。注意するのは、上部の板の厚み分だけ、カットする長さを差し引いておくことです。


叩き加工の補助具ですから、しっかりしたもので、なくてはなりません。挟み込む板を4枚用意しているのも、頑丈にするためです。次回は、R加工に入ります。お楽しみに!

白釉のナチュラルな趣『陶の灯り ガーデンライト』

陶の灯り ガーデンライト


ナチュラルモダンなエクステリア・スタイリングは、アースカラーと自然素材のコーディネートが代表的ですね。シンプルでありながら、冷たすぎない素材とフォルムと色合いの組み合わせ。グリーンを上手に組み合わせて、癒しのスペースを演出することも多いでしょう。


写真のアイテムは、幾何的な角柱のフォルムを、暖かな風合いある日本の伝統色「白釉」でまとめた「陶の灯り ガーデンライト」です。


角柱の材質は「せっき質」。焼き物の種類は様々ですね。一般に建築材料に使われるタイルなどが、陶磁器質のアイテムです。お水を吸収する比率や焼成温度で、更に種類が細分化しますが、せっき質は、吸水率5%以下の材料で、焼成温度が1200℃前後で加工されるもののこと。素地が硬く、吸水が少なく、耐候性(耐凍害性)、耐久性に優れているのが特徴です。


この強い材料の表面に和の赴きある「白釉」で色付けしたのが、ご紹介するアイテム。とってもナチュラルでシンプルなイメージですね。


高さ1,020mm幅120mm角、重さ9kg。25Wのミニ電球が入ったスマートなガーデンライト。さり気なく品があり、冷たすぎないスタイリングは、ナチュラルモダンな玄関にピッタリ。お勧めのアイテムですよ!

木型と叩き出しで『表札』をつくる②

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最初に、細かく粗く折り曲げたイメージの表札づくりです!


今回は、型紙をつくるにも、なかなか、上手にデザイン画を描いていけません。そこで、サイズの基準になるように、紙に表札の仕上がりサイズと折り曲げ加工の位置を線引きします。手書きでつくって、表札の文字だけパソコンのワープロソフトで印字してもかまいません。


ワープロソフトを使い慣れた方でしたら、表札の仕上がりサイズを四角形で、囲う領域を線で分割して、文字を入力しましょう。そのままプリントアウトすれば、型紙になります。


材料になる銅板は、あらかじめ「なまし」の加工をしておきます。材料を加工しやすいように、柔らかくする工程です。フライパンの中に銅板を置いて、ガストーチで熱を加えます。熱したあと直ぐに水で冷やして、水分を良く拭き取れば、「なまし」は完了です。


意外に、熱して色の変わった銅板を見ていると、デザインのイメージもわきやすいので、なましは早めに行うほうがいいと思います。次回は、木型のづくりに入ります。お楽しみに!

レトロな優しい光『12Vアプローチライト』

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夜のお庭を照らすライトは、やはりムーディーな柔らかい光がいいですね。クラシックなエクステリア・スタイリングの、厳格でよく手入れをされたお庭には、ちょっと温かみのある、ホッとできるガーデンライトが似合います。


写真の照明は、「12Vアプローチライト」です。とってもレトロなデザインですね。落ち着いたガーデニングのイメージを壊さないように、余分な光を発しない、空間のアクセントになるよう下を向いて足元を照らします。低い高さに灯されたアプローチライトのオレンジ色の光は、眩しさを感じさせない優しいライティング。彩る木々たち、花々を浮き上がらせてくれます。


アンティークな雰囲気を感じさせる、ステンドグラスを使った傘の部分が特徴的。蕾を垂れた花をイメージさせるようなフォルムは、真鍮で形づくられています。塗装はアンティークブロンズと呼ばれる、しっとりとした仕上がりのカラーリング。グリーンガーデンに似合うカラーです。12Vの低電圧球18Wを使っていますので、省エネにも貢献。優しさにお得さも加わったアプローチライトです。


是非、クラシック・ガーデンにご採用ください!

木型と叩き出しで『表札』をつくる③

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前回、表札の加工をする部分をイメージして型紙をつくりました。とはいえ、簡単な領域を分けるための線をひいたぐらいですね。今回のアイテムは、木型でイメージを膨らませて、銅板をどのように加工するかデザインします。


まずは、型紙の加工する部分をカッターで、切り離してください。そして、木型の材料にする板を用意します。厚みは3cmぐらいは、あったほうがいいですよ。


板に厚みがありますので、鋸の作業が意外に大変。購入する際に、ホームセンターのカットサービスを利用して、表札の仕上がりサイズにカットしてもらいましょう。


板に型紙を貼り付けて、どの部分を加工するかをはっきりさせます。作業台に板をしっかりと固定したら、鉛筆でおおまかな彫り込み線をひいてください。板を見ながら、銅板をどのように折り曲げていくかのイメージを膨らませて、線をひく位置を考えます。


ひき終った線の部分をのみで彫り込んでいきますので、高い部分と低い部分のイメージをしてくださいね。実際にのみを入れ込みながら、デザインは調整できますので、大まかな線でいいですよ。


次回は、のみで木型を彫り込んでいきます。お楽しみに!

ディスプレイできる木の『インターホン・アクセサリー』をつくる⑪

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インターホン・アクセサリーのパーツが、くり貫きも終わって切り出せました。Rの多い形状ですので、ヤスリ掛けには注意が必要です。作業台の角を上手に使って固定します。


イラスト上段真中のように、角の部分に大きなRがくるように固定できたら、ヤスリを上下させるように、縦に削ってラインを出しましょう。大きく余分な部分が残っている場所から、削ります。イラスト上段右上のように、真上から見るとヤスリの天辺が長方形に見えるように、できるだけ垂直に動かしてください。


内側のRの部分は、イラスト上段右真中のように、半丸ヤスリの丸いほうを使って削ります。ここでも、できるだけ垂直に動かしますが、短く上下させるように半丸ヤスリの幅の広い柄に近い部分で削ります。


外側の大きなRを整えるときには、イラスト右下のように、ヤスリを横にして長いレンジで削りましょう。


全体的に形が整ってきたら、ヤスリ掛けを小刻みにして、少しずつRの形を調整します。最後に、サンドペーパーを使って、外側・内側のRを仕上げますので、ここでは、0.5mmぐらい材料が型紙から余分に残るように削ってくださいね。


大きなパーツ2つとベースの部分をご紹介した方法で削り出してください。真中の細いパーツは丸みをつけますので、改めて加工方法をご説明します。次回をお楽しみに!

真鍮に銅のアクセサリー『ポスト』ハンドメイド⑧

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ポストと前面パネルと上部カバーにRをつけるために、補助具をつくりました。真鍮板を叩いてRをつけますので、補助具をしっかりと固定します。イラスト上段真中のように、真上から見ると左右から2本のクランプで固定するといいですよ。


イラスト上段右のように、補助具の上板とベース板の間にある隙間にクランプを差し込むようにします。作業台の縁に、補助具の丸棒がついている側を合わせて、一方のクランプを差し込み、ちょっと緩い程度に片側を固定します。もう一方にもクランプを差し込んで、ここでも緩めに固定してください。


両方が仮に固定できたら、もう一度作業台の縁と丸棒のついている側のライン・位置を合わせながら、強めにクランプを締め込みます。あくまでもRをつけるための固定ですから、少しぐらいズレてもかまいませんが、できるだけ作業台とラインを揃えると、Rが真っ直ぐにつくりやすくなります。


補助具が固定できたら、真鍮板を上板にのせ、ここでも丸棒の横ラインと真鍮板の縁のラインが平行になるように固定します。どこからRをつけるのか、曲げ込む位置あわせをしっかりして当て木を挟んでクランプで固定すれば、準備完了。ここから、叩いてRをつけていきます。


叩くときは、真鍮板を手で押さえながら作業しますので、ご注意くださいね!次回をお楽しみに!

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