前回、インターホン・アクセサリーの設置の方法をご紹介しました。きっと、思い通りの仕上がりで、インターホンを飾っていることでしょう。今回つくった銅版のインターホン・アクセサリーは、面になっている銅板を削って曲げることで、丸みと角度をつけました。幾何的なテイストに、変形したことから伝わるちょっとした動きが、デザインの特徴です。
このアクセサリーに、以前ご紹介した木の枝をモチーフにしたアクセサリーを組み合わせると、違ったイメージのアクセントが加わります。イラスト左のように、槌目をつけたハンマートーンタイプのアクセサリーを、両サイドにつけると、波のようなフォルムに、更に動きが生まれます。イラスト真中のように、丸みをつけた仕上がりのアクセサリーを、沿えるように差し込むと、幾何的なフォルムに自然の印象が加わって、ちょっとしたディスプレイになりますね。イラストの右側は、あえてハンマートーンのアクセサリーを逆さに取り付けることで、上下に角度をつけたインターホン・アクセサリーから枝が垂れるように見せ、高さを感じさせています。
これまで、ご紹介したように、鍛造法にも、色々な加工があります。是非、いくつかの手法を組み合わせて、オリジナルのデザインとディスプレイを楽しんでくださいね。次回をお楽しみに!