伝統と格式を重んじるのがクラシックの起源。古き時代から貴族や王家の象徴とされた建造物。世代を超えて受け継がれた建築様式。重厚さのあるエクステリア・スタイリングがクラシックですね。
写真は、まるで王宮の庭に立っているような、壁泉とも呼ばれる水栓柱「グリフォン」です。芸術品のようなデザインとアンティークさ。フランスで生まれたドマルタン・コレクションというブランドの一つです。もちろん、フランス製。
鉄を溶かして、細かなデザインが施された型に流し込んでつくる鋳鉄(じゅてつ)でつくられています。どうしても叩いて削ることが中心の鍛鉄(たんてつ)では表現できない細かな表現にてきした製造方法です。
色はブリティッシュグリーン。鋳鉄でつきられた本体に、ポリウレタン粉体塗装をしています。錆びの防止はもちろん、味わい深いカラーリングですね。重厚な外観ですが、サイズは高さ1100mm、幅270mm、奥行き510mmとコンパクトサイズ。グリーンガーデンの片隅に湧く泉のイメージです。
名前の「グリフォン」は、ギリシャ神話の鷲の上半身にライオンの下半身を持つ幻獣のこと。鷲の体は金色でライオンの体は白色だそうです。グリフォンは黄金を発見し守ると伝えられています。また、知識の象徴にも使われたそうです。鳥の王と百十の王が一つになった姿から、王家の象徴としてもたくさん登場したそうです。
神話の世界と王家に通じるネーミングのアイテム。是非、品格あるお庭にご採用くださいね。