写真を見てください。とっても楽しげに、薄紫に白に赤、そしてピンクの花が咲いていますね。5つの花びらが星型に開いた小さな花を、スプレー状に咲かせているのは「ペンタス」です。
名前の由来はペンタ:5という意味の花。花びらが5枚あることからつけられたそうです。とても花の密度があって、花びらも先が細く清楚なイメージですね。
暑さに強く、夏花壇を色とりどりに飾り、秋にかけて物静かにキュートに咲き続けてくれます。生まれは熱帯アフリカ。日差しを好み性質で、日当たりの良い暖かな場所で育てることが基本。温室では1年中花を咲かせてくれるそうです。
花言葉は「願い事」「あざやかな行動」「誠実」「博愛心」「希望は実現する」と、夜空の星に願いを込めて、祈りを捧げるような素敵なイメージですね。これも星型の花からつけられているのでしょう。ペンタスを育てながら、家族の幸せな願い事をしてみるものロマンチックですね。
-----------アカネ科 ペンタス属 非耐寒性の多年草 小低木。熱帯アフリカ、マダガスカル島に50種類分布する。サンタンカに似ているため和名クササンタンカ(草山丹花)とも呼ばれる。草丈は30cm~60cmに育ち、葉は卵型になる。花の大きさは2cm~3cmになり、筒型の先端が5つの花弁に別れ、星型になる。冬を越すためには、5℃~6℃の室温で、日当たりと排水に注意して育てる。