さて、手づくり表札の新シリーズは、「木をくり貫いて『表札』をつくる!」です。秋らしく、ちょっと工芸風に、一枚の板をくり貫いて、デザインを形にしていきますね。
イラストのように、代表的な3種類をご紹介していきます。イラストの一番左は、幾何的なデザインです。糸鋸と両刃鋸を主に使って、Rと直線の組み合わせで、世界観を表現します。真中は彫刻的なデザイン。お庭の風景の一部を切り取った、花や葉を実際に彫りこんで、仕上げていきます。主にノミと彫刻刃を使用しますね。最後に一番左は、幾何的デザインと彫刻的デザインをミックスしたパターン化デザインです。直線的な形をくり貫き、ノミや彫刻刃で、曲面に仕上げることで、景色をパターンに置き換え表現します。
気になる表札の文字は、ここでは市販のアクリル切り抜き文字を想定しています。どちらかというとマット調の黒でシックな仕上がりを想定していますが、お好みで金文字などをお選びください。貼り込み方法も、バックに透明のアクリル板を結合して、その上に切り文字を接着するなど、いくつかの方法をご紹介します。
みなさんが色々なデザインにチャレンジできるように、それぞれの特徴的な加工方法をご紹介していきますので、お楽しみに!