「お手紙、見せて。」「いいよ。お爺ちゃんとお婆ちゃんからだよ。きっと、楽しい写真が入ってるよ!」
9月に入って最初のお休みです。ポストに一通の手紙が入っていました。里帰りを終えて、我が家に帰ってきた私たち宛てに、実家の父と母がお手紙をくれました。きっと、可愛い封筒を探したのでしょう。ピンク色のお手紙です。
メールは、お爺ちゃんとお婆ちゃんからのお手紙だと、直ぐにわかったようで、見せて欲しいと、お願いしてきました。ちょっと、嬉しそうな表情の中に、寂しい雰囲気があります。きっと、優しかったお爺ちゃんとお婆ちゃんを思い出したのでしょう。
もうすぐ、メールの幼稚園がはじまります。お友達の顔を見れば、また、笑顔で元気な毎日が始まるでしょう。
パパは、私の実家から帰ってきて始めての週末。まだ、お休み気分でレオンとお部屋遊び中。私もちょっとお休み気分が抜けません。早くいつものペースを取り戻さなきゃ。
-----------日本の手紙の起源は、木簡(もっかん)と呼ばれる短冊状の木の板に墨で文字を書くことから始まりました。この板を遠く離れたところに、届けてもらったそうです。平安時代に各地で紙漉きが始まると、木簡から和紙へと手紙の姿はかわります。この手紙を書簡(しょかん)といいます。紙に思いを記す手紙は、手書きによる人間味が込められていますね。