前回、全てのパーツの切り出しや加工方法を確認しました。上部カバーと同じように、ポストの前面パネル4辺を蓋状に折り曲げましたね。ここで、折り曲げ加工をしたパーツについては、角の部分の隙間を埋めて、固定するためにハンダ付けをおこないます。
ハンダとハンダゴテをご用意ください。ハンダをバーナーで溶かして固定する方法もありますが、ここでは扱いやすい電気で熱するハンダゴテを使うことにしました。
角の隙間をできるだけ、あわせて小さくしてから、イラストのようにハンダを当てて、暖めた電気のハンダゴテの先で「ジュッ」と溶かします。ハンダはすぐに溶けますので、できるだけ早くハンダゴテを離してください。
内側から見て、ハンダをつけすぎない程度、隙間が埋まっていれば大丈夫です。逆に内側から外側に向かって押すような方法で、ハンダを溶かしますので、外側からみるとハンダがはみ出しています。ハンダが冷えて固まったあとに、ヤスリで削れば問題ありませんので、そのままでOKです。
全ての角を同じように隙間埋めをしてください。もちろん、上部カバーや背面パネルも角をハンダで埋め固定してくださいね。次回をお楽しみに!