表札の装飾部分になる薔薇の花をつくりはじめましょう。
まずは、前回の基本テクニックを使って、クレイで丸い球をつくります。大きさは1cmくらいの直径です。少し多めにクレイをとって、丸めてください。粘土板の上で作業してくださいね。つくり方は、「アクリルとクレイアートで『表札』をつくる②」を参照してください。
球ができたら、手のひらにのせて、反対の手の人差し指と中指の腹を使って、前後に転がします。イラストのようなイメージです。だんだん細長い棒状に近づいてきますが、中央の部分がふくらんだ棒状にしますので、左右の端が細くなるようにしてください。
できたら、押しつぶす作業です。粘土板にクレイがべったりくっつかないようにするために、プレッソシートと呼ばれるフィルムを2枚用意します。そして、押しつぶす道具・アートプレッサーも用意してくださいな。プレッソシートの間に棒状のクレイを挟みこんで、上からアートプレッサーで押しつぶします。力が均等に加わるように、真上から垂直に押してください。プレッソシートをクレイから剥がすと、イラストのような花びら型に仕上がりました。
次回は、この花びら型のクレイで、薔薇の芯をつくります。お楽しみに!