今回は、表札の装飾部分となる薔薇をつくるために、クレイアートの基本的な形づくりをご紹介します。
まずは、粘土板をご用意ください。クレイ(粘土)をこねて、形をつくっていきますので、作業台に直接、粘土をつけてしまうと、作業台には油分が染み込み、粘土にはホコリやゴミが混ざりやすいので、粘土板は必須です。そして、粘土は前回ご紹介した「レジックス」です。
かたまりの一部を手でちぎって、ください。丸い玉をつくり、更に涙型に形を変えていきます。球は、細長い棒をつくるときも、花びらや葉をつくるときの涙型をつくるときにも、必要になる形です。できるだけ、均等に丸くなるように、練習をします。
ちぎったレジックスを両手で団子をつくるように丸めます。できたら、粘土板の上に置いて、手のひらで転がします。力を入れすぎないように、コロコロ転がしてくださいね。だんだん丸くなってくます。
丸い玉ができたら、手のひらにのせて、左右の手で挟んでください。手首に近い部分に力をいれて、端を潰すように両手でV字をつくるような形にします。あとは、左右の手を擦り合わせるように、下の部分を尖らせます。これで、涙型の完成です。