設置のために、ナベ式ネジとワッシャナットを用意します。ネジは4本、ワッシャとナットは4個ずつ用意します。パーツにあけた設置用の穴に、ナベ式ネジを通して、反対側からワッシャを通し、ナットを締め込んでいきます。
平面のパーツは、普通にナットを回転させて、真鍮パーツを挟み込むように締め上げればOKです。曲面をつけたパーツは、ワッシャが平らに当たる位置まで締め込みます。パーツとワッシャの接合部分に隙間があいても、ネジがガタつかいない状態で、しっかり固定できれば問題ありません。締め込みすぎて、パーツがゆがんだり、ネジが傾かないように注意してくださいね。
ネジの固定が終わったら、設置場所の壁の、インターホンの周囲に穴あけです。穴あけの深さは、インターホンの厚みを引いたネジの長さより、3mmぐらい深めにあけてくださいね。マーキングの方法やドリルでの穴あけの注意は、「アクリル+カッティングで『表札』をつくる⑨」を参考にしてくださいね。設置用の穴をドリルで開けたら接着剤を穴に塗り込んで、ネジを差し込みます。接着剤が乾けば、設置は完了です。