写真の花は、咲きかけの『ダールベルグデイジー』です。可愛い黄色の花をたくさん咲かせる一年草ですよ。株一面についた蕾が開くと、黄金色のカーペットができたかのようだ、とも言われるほど、花付がいい多花性種。
4月から9月頃まで咲き続けてくれますので、夏のガーデニングを豪華に演出するには必須のフラワーです。葉は細くとがったように伸びる繊細な形。枝も伸びやかで、ブーケのようにスプレー状に広がります。キュートな花の妖精のようなイメージです。
花付のよさと眩しい黄金色から、夏花壇によく採用されます。細く伸びる枝と花密度の高さから、ハンキングバスケットを使った、素敵なガーデンコーディネートにも評判の花です。
花言葉は、「可愛い恋人」。ここまでイメージの良い花言葉が授けられた花も、珍しいですね。夏の乙女にぴったりの花です。
------------キク科 ディモフィラ属 メキシコ原産の花。原産地では乾燥した砂質土に自生するほど、暑さには強い。夏向きの性質だが、湿気を嫌うため、日当たりと風通しの良い場所で育てるのが最適。花壇では水はけをよくし、鉢では雨が当たる場所を避ける。土が常に湿った状態を嫌い、根腐れを起こしてしまう。草丈は20cmの30cmのコンパクトな大きさ。開花期間が長く4月~9月。種まきは、3月・4月・10月。こまめに咲き終えた花を摘み取り、枝を剪定することで、新しい芽を出し新たな花を咲かせやすいように育てるのがポイント。