インターホンカバーの大事な作業。インターホンの機能を使えるようにするための窓部分をくり貫きます。前回、真鍮板にドリルで穴を開けました。イラストのように、カメラ部分の四角い窓の4ヶ所と、チャイムボタンの部分の四角い窓4ヶ所。そして、スピーカ部分には、お好みに応じた配置で8つ以上の穴があいているはずです。
この穴に糸鋸の刃を通してから、弓に刃を固定して作業をします。ドリルの穴の大きさは、糸鋸が通る大きさでなくては困りますね。もし、小さめの穴をあけてしまったら、丸棒ヤスリで大きくするか、もう一度ドリルで大き目の穴をあけてくださいね。
イラストのように、真鍮板のパーツを作業台に固定します。糸鋸でくり貫く部分は、作業台から突き出すようにしておいてください。穴同士をつなぐように切り進んでくださいね。
窓のくり貫きができたら、金ヤスリで、余分な材料を削っていきます。イラストでは、左右が薄くなっている半丸の金属用ヤスリを使いました。余分な材料を削り終えたら、精密ヤスリで窓の形を整えます。
全ての窓がくり貫かれヤスリ掛けができたら、紙ヤスリで仕上です。スピーカー部分の穴のバリ取り、パーツの縁4辺の面取りをしてください。仕上げが済んだら、この工程は完了です。次回は、上下を曲げて角度をつけます。お楽しみに!