今回は、アクリルのカットとエッジの磨きです!まずは、材料となるアクリル板にサイズを描きこんでいきます。サインペンでもいいのですが、ここでは釘を使うことにしました。定規で必要な寸法を測り、釘でチョッと傷をつけてマーキング。縦横の寸法をマーキングしたら、釘で線を引きましょう。力を入れすぎずに、表面を軽く傷つけてください。
カット線が描けたら、鋸でカットします。きちんと作業台にクランプで固定して鋸を使ってくださいね。アクリルを鋸で切るときには、横挽きの刃を使ってください。刃先が交互に細かく交差しているほうが横挽きです。縦挽きでは、刃先がくい込みにくいので、横挽きをお勧めします。
アクリルを切り出したら、エッジを平らにしましょう。断面が鋸の刃で、ガタガタになっていると思います。金属・プラスチック用の紙やすりを使って、平らにします。木工用や金属専用の紙ヤスリではなく、プラスチックに適したものがホームセンターや模型店で売っています。ちょっと表面が柔らかな感じのものです。
イラストのように、紙ヤスリを作業台の上にガムテープで止めて、角材をクランプで固定します。この角材を定規にして、アクリル板の面に対して切り口が直角になるように削っていきましょう。このとき、アクリルの触れる角材の表面に、紙テープを貼っておくと、アクリル板がこすれて傷つくことが少なくなります。できるだけ直角に削ってくださいね!次回をお楽しみに!