真鍮でインターホン・アクセサリー(カバ)ーをつくるために、ご自宅のインターホンのサイズを測ってください。今回の計測は、くり貫き窓をあけるために重要なプロセスです。
まずは、インターホンの高さと幅、厚みも含めて外形を測ります。次にカメラ、スピーカー、ボタンの幅と高さを図ってください。このとき、注意するのは、高さを測る際に、カメラとスピーカーの境界線。スピーカーとボタンの境界線で、寸法を測ることです。それぞれのパーツのみの寸法、間を除いたサイズにしてしまうと、わかりづらくなるからです。また、カメラとボタンのサイズを測るときは、インターホンの上からの位置と下からの位置それぞれが何ミリなのかも必ず測ってくださいね。差し金の直角を上手に使うと狂いの少ない計測ができますよ。
サイズが測れたら、型紙に起こします。まずは、外形の長方形を描いて、次にカメラとボタンの四角を描きましょう。もし、心配でしたら、型紙ができてから、実際にインターホンに当てて確かめてください。
くり貫く位置さえ間違わなければ、今回のアイテムは、大きな問題もなく加工を進められます。型紙の確認が終われば、インターホンカバーのデザインにあわせて、パーツの輪郭を描いていきます。次回は、デザインにあわせた型紙づくりと、材料の最初の材料取りをご紹介します。お楽しみに!