『インターホン・アクセサリー』をつくる!の新シリーズです。今回からは、真鍮板を使って、インターホンにスッポリとかぶせるインターホンカバーをつくっていきます。イラストのように、3種類のデザインを用意しました。
一番左は、上下に角度をつけるように曲げたスタイルです。真中は、フラットな真鍮パネルの角やくり貫き部分にRのアクセントをつけています。一番左は、平らな盤面を叩いて曲面をつくったパターンです。
今回の加工は、3種類共にインターホンのカメラ、スピーカー、チャイムボタンの部分をくり貫いています。真鍮板にドリルと糸鋸で機能に関わる部分の窓をつくっていくのが、基本的な作業です。角を丸めたり形を整えるために、金属用のヤスリを荒い加工ができる平、半丸、丸のヤスリを使います。細かなRを仕上るためには、精密ヤスリで仕上げていきます。
それぞれのデザインで、形をつくるための型になる補助具を角材と板でつくっていきますので、その際には、イラストにはない材料や釘、ハンマーなどの道具が必要です。また、普段、馴染みは少ないのですが、ハンドメイドをより楽しめるような道具もご紹介していきますね。
今までの『インターホン・アクセサリー』をつくるシリーズよりも、ちょっとサイズと窓の位置に注意しなくてはなりませんので、次回は、ご自宅のインターホンのサイズを測る方法をご説明します。お楽しみに!