全てのパーツが完成しました。前面パネルに槌目のデザインも入れましたので、組み立てに入ります。
まずは、木製パーツの背板、底板、側板を組み立てます。最初に底板と背板を結合しますが、背板に錐で釘打ち用のガイド穴をあけます。そして、このガイド穴を使って、背板と底板が直角になるように、釘で固定します。接着剤を結合面に塗って背板と底板を仮止めしてから、釘を打ち込んでください。錐でのガイド穴のあけかたの注意は「木工『ポスト』ハンドメイド⑧」を参考に、釘を打ち込む方向は「木工『ポスト』ハンドメイド⑩」を参考にしてくださいね。
本体が組みあがったら、前面パネルを結合します。ここでも、接着剤で本体に前面パネルを仮止めしてから、前面パネルの銅板にピンバイスで釘を通す穴をあけてから、釘打ちします。ピンバイスの使い方は、「真鍮で『表札』をつくる⑪」を参考にしてください。前面パネルを取り付けたら、上部カバーの結合です。
蝶番の取り付け方は、「木工『ポスト』ハンドメイド⑪」「木工『ポスト』ハンドメイド⑫」を参考にしてくださいね。
組み上げが終わったら、残る作業は銅板の表面処理と塗装です。ハンマートーンを活かした磨きの方法を次回ご紹介します。お楽しみに!