淡い紫色の、花形がちょっと筒状になったお花をみつけました。風にそよいで、花の顔を下に向けています。とっても優しげな雰囲気をもった花ですね。
名前は、「プロスタンセラ・バクステリー」です。プロスタンセラは別名ミントヴッシュやオーストラリアンセージとも呼ばれる花で、オーストラリアが原産。葉をもむと、爽やかなミントの香りがするハーブの一種です。種類は様々で、写真のような細い葉、シルバーリーフ状のものや、ごく普通に幅広の丸い葉をつけるものなど多品種。花の形も鈴状のものや、ちょっと開きぎみのものなどがあります。花の色は、薄い赤紫やピンク、白など、街のお花屋さんでよく見かけるカラーです。
花言葉は、「信頼」「ゆとり」。信じあえる家族や仲間たちに囲まれて、とても安らかな心のゆとりを感じられる。安心して日々をおくれる清々しさを感じますね。
2011年、未曾有の災害が起こり、不安な話題が飛び交う今に、一番必要なのは、信じられる言葉と、皆が何の心配もせずに暮らせる日常なのかもしれません。是非、ご自宅のベランダで、育ててみてくださいね!
-------シソ科プロスタンセラ属の常緑低木。オーストラリア原産のハーブの一種で春から夏にかけて、たくさんの花を咲かせてくれる。プロスタンセラ・バクステリーは葉の形が細くシルバーリーフと呼ばれる形状。夏場の乾燥に注意すれば、害虫もつきにくい育てやすい品種。日当たりの良い場所で、水やりは土が乾いたらたっぷり与える。耐寒性はあるが、冬の霜よけは必要。