本体寸法を模造紙に描き込んで、型紙ができました。それぞれ、模造紙に描き込んだパーツをカッターで切り抜きます。全てが直線の寸法図ですから、定規を使ってキレイに切り抜きましょう。
切り抜いた型紙は、ポスト本体材料の板に貼っていきます。イラストのように、パーツの縦に長い方向が、横に走る木目に沿うように、並べて貼り付けます。木目が逆になると、板の強度も弱くなり、加工途中で割れやすくなったり、釘打ちが思うようにいかない場合がありますので、木目の方向とパーツの材料取りは、注意してくださいね。
型紙を貼り終えたら、クランプで作業台に固定して、のこぎりで切っていきます。両刃のこぎりは、木目に沿って切る縦目と木目を横切るように切る横目がありますので、使い分けてくださいね。また、まっすぐに切るコツもあります。詳しくは、前回シリーズの「木工『ポスト』ハンドメイド⑥」を参考にしてください。
材料を切り出したら、切り口(木口)を平らに仕上ます。ハンドサンダーを使って平らにしますが、同じ形のパーツなどは、材料を重ねて作業すると、同じ大きさと形に仕上がります。これも前回シリーズの「木工『ポスト』ハンドメイド⑦」で、詳しく方法をご紹介していますので、参考にしてくださいね。
ポスト本体になるパーツを全て切り出し、木口をそろえれば、第1段階終了です。ここから、カバーと前面パネルのRをつくっていきます。次回をお楽しみに!