丸棒、角棒、細丸棒の3つの材料の加工方法の内、一番簡単なのが、細丸棒の加工です。単純に長さを揃えるだけですので、慌てずに丁寧に作業を進めれば、きっと、上手にできますよ。
では、最初に、4本の細丸棒の片側を揃えて、クランプで固定します。もし、クランプ止めの際に、ズレてしまうようであれば、セロハンテープなどで、仮止めしてから、作業台に固定しましょう。固定ができたら、ハンドサンダーで平らに削ります。ハンドサンダーを細丸棒に対して直角になるように当てて、ゆっくりでかまいませんので、左右に動かします。押したときに削れますので、力を入れすぎないように、動かしてくださいね。
片側が真っ直ぐに揃ったら、そのまま反対側に向けて固定し直します。片側は、材料の長さに差が大きくなると思いますので、最初に平ヤスリで削って、大きな長さの差をなくします。ほぼ、材料の長さが揃ったところで、ハンドサンダーで仕上げていきましょう。反対側同様に、慌てずに少しずつ、仕上るつもりで削っていきます。もちろん、押すときに力を入れすぎないように注意してくださいね。
4本の細丸棒の長さが揃えば、加工は完了です。固定の際などに、細丸棒に傷がつかないように、注意してくださいね。柔らかい材料を使うと、つぶれてしまう場合もあります。小さな凹みや傷は、細かめの紙ヤスリで、軽く削って見た目を綺麗に整えれば大丈夫ですよ。次回をお楽しみに!