今回は、銅板&木『ポスト』の本体寸法を模造紙に描き込んでいく、型紙作りです!イラストのように、アルファベットで描かれたパーツの形を描いていきます。大きな模造紙で型紙をつくってください。
各パーツの寸法は、
【カバー:A】幅490mm×高220mm【前面パネル:B】幅490mm×高260mm
【底板:C】幅450mm×高100mm【背板:D】幅450mm×高400mm
【側板:E・E’】①230mm②260mm③110mm④380mm⑤20mm
となります。
模造紙には、始めにパーツAの横幅で長い平行線を引きます(縦線2本)。そして、2本の線に、B、C、D、の高さを鉛筆でマーキング。左右のマーキングを結ぶように横線を引いたら、CとDは幅が狭いので、それぞれの寸法をマーキングして、寸法どおりの長方形を描きます。側板は、左右どちらかを描いて、コピーをとってもいいですよ。
使う板の厚みは、20mmと、かなりの厚さ。あまり重くならないように、サクラの木やラワン材、ベニヤを使ってもいいですよ。オーク材やチーク材は、木の繊維密度が高く重いので、使わないほうがいいです。最終的に、深みのあるカラーに仕上るには、木工芸用のブラウンなど、着色用オイルを使えば、アンティークな雰囲気にできますので、重量の軽い材料を選んでくださいね。
型紙が完成したら、次回から本体の加工に入ります。お楽しみに!