「ただいま。レオンにあげるよ。」
元気に幼稚園から戻ったメールの手には、ロボット?のような青い紙の人形です。レオンに差し出すと手足をバタつかせて、もう大変!お姉さんが帰ってきただけで嬉しいのに加え、何やら紐にぶら下がってパタパタ動く人形をもらえるのですから、興奮しているようです。
ママとメールは二人でびっくり!本当に元気な男の子です。生まれて半年6ヶ月の弟・レオンを大切にしてくれるお姉さん・メールは、3歳2ヶ月。
幼稚園では、先生がお制作の材料やパーツを全て準備してくれます。子供たちはそろった材料を、のりで貼りあわせたり、クレヨンで絵を描いたりの楽しい毎日を過ごしているようです。
今日のお制作は、箱をつなげた人形づくりだったようですが、メールはレオンのために男の子用の材料でつくってくれました。ほんとに優しい子です。よく見ると右手の人差し指にバンソウコウ。紙で指を切ってしまったそうです。
ありがとう、メール。ママはとっても嬉しいです。
---------------園にもよりますが、2歳児、3歳児のクラスの子供たちが幼稚園で行うことは、ほとんどが楽しいお遊びの延長の科目になります。まだまだ、鋏や糊、クレヨンなどの文具が、なかなか上手に使えません。そのため、園の先生たちが、園児の人数分だけ、簡単な糊付けやクレヨンのお顔描き程度の作業だけ残した材料を準備してくれます。子供たちは、楽しくお制作して完成の喜びを味わうようです。