いよいよ、新しい加工方法のハンドメイドポストが始まります!前回までのシリーズでは、木だけを使ったポストでした。今回からは、ベースを木でつくり、表面は銅板で製作する「銅板&木」のハンドメイド方法をご紹介します。
イラストのように、ポスト上部のカバーと前面パネルの表面に、銅板をRを描くように取り付けます。銅板の表面は、ハンマーで凹みをつけるハンマートーンのデザインを加えた、表情豊かな仕上がりを目指すデザインです。
銅板にRをつけるために、木でつくる本体の、カバーと前面パネル部分に丸みをつける加工にします。側面、背面、底面は、前回までのシリーズ同様、フラットな板の切り出し作業が中心です。
ちょっと難しい工程は、Rをつけた木のベースに沿って、銅板に丸みをつけていくプロセス。銅板を叩きながら、丸めこんでいきます。木工と鍛金の2つの加工方法で1つのポストに仕上るシリーズ。
時間も手間もかかる方法ですが、完成したときの達成感は、一層高くなるでしょう。お好みに応じて、銅板の表面のデザインは、変えられます。ハンマートーンではなく、鏨(たがね)やポンチで、文字や形を描くのも楽しいですよ!ポストの形になれば、様々な表面処理を楽しめる加工方法ですので、是非、チャレンジしてくださいね!それでは、次回をお楽しみに!