さあ、今回からは、木で『インターホン・アクセサリー』をつくる!です。
イラストを見てください。完成予想として、3種類の加工方法でつくるインターホン・アクセサリーをご紹介しています。
左から、木の丸棒を木工用ヤスリで滑らかな凹凸をつけるように削りだした加工方法。自然の木の枝のしなやかさを表現していますね!
真ん中は、角材を使ったアクセサリーです。大工道具では知らない方はいないと思いますが、「のみ」を使って、角材を部分的に切り落として、細かな部分を彫刻等で掘っていきます。木の表面の自然なフォルムを強調したような仕上がりにしていく方法です。
右側のアクセサリーは、とても簡単につくれるデザインで、細い丸棒をのこぎりで切りそろえて、切り口を整えます。
どのデザイン・加工方法も、既に円筒形や直方体に製材された材料を使うことで、インターホンの枠にしやすい直線部分を活かしてつくります。今回からのハンドメイドクラフトでは、大きく分けて「削る」「彫る」「切る」の3つの木の加工を体験できるように、デザインをしてみました。もちろん、3つの手法を組み合わせたデザインを考えておつくり頂いてOKです。ご自宅の玄関の壁や柱に、どんなデザインが似合うかをよーく検討してくださいね。
次回は、それぞれのデザインでの材料に、寸法を描き込んでいきます。お楽しみに!