今回は、壁や柱にポストを取り付けるためのパーツをつくりましょう。イラストのように、ポストの背面に取り付けるアーチ状のパーツと、壁や柱に取り付けるベース板の2つです。
まずは、アーチ状パーツづくりのために角材をご用意ください。角材の太さは、2cm角前後であればOKです。縦に使用する角材が長さ20cm、横に使用する角材が幅19cmです。ポストの背面の縦横サイズの半分ぐらいの大きさを目安にしてください。3本の材料合計で、長さは59cmですから、最低でも60cmの長さの角材が必要です。
差し金と鉛筆で角材に寸法を記入します。のこぎりの切りしろ分を2mmぐらいあけて、それぞれ寸法を記入してくださいね。書き終わったら、のこぎりでカットします。両刃のこぎりであれば横引きの刃を使って、できるだけ直角に切ってくださいね。
切り終わったら、ベース板とアーチ状パーツを結合するために使う穴をあけます。3本それぞれ、中心から上下(又は左右)5cmづつの位置(中心から穴の間が10cmあく)に鉛筆でマーキングします。そして、錐(きり)でドリルのガイド用穴を明けて、ドリルで貫通させます。このとき、角材の下に当て木を敷いて、クランプなどで固定してからドリルで穴あけ作業をしてくださいね。当て木を敷かないと、ドリルが抜ける下側の木の皮がベリッと割れ剥がれてしまいますのでご注意を!最後にヤスリがけで仕上てくださいね。