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スタッフブログ

2011年05月記事リスト

ワイヤーで『表札』をつくる⑫

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これまで作成した「S」や「A」に比べると、とても簡単に見えるのが「T」です。カーリングと、ゆるい2つのR、途中と最後の折り返しで形をつくります。全体のバランスも最後に調整しやすい文字ですから、きっと上手にできますよ。


まずは、ワイヤーの先端をカーリングです。ごく普通の小さくも大きくもない基本的なカールを行いましょう。


カーリングができたら直線のワイヤーを上から下にヘアピン状に曲げ返します。カーリングを左に見て、曲げ返したワイヤーが後ろに回りこむ方向で、返してくださいね。


ヘアピン部分が小さくなるように、締め返したら、下に向かって伸びる直線のワイヤーを左上に「U」字を描くように曲げ返します。少しずつ大き目のRをつくっていく要領です。


「U」字になったら、左上に伸びる直線のワイヤーを下に折り曲げます。後ろ側に回るように折ってください。手前のRを描いたワイヤーに重ねるように右側の横位置にズラしせば完成です。


最後は余分なワイヤーをニッパーでカットしてください。全体の形は指で押さえながら最後に調整してくださいね。次回は「U」の字です。ここまで上手にできた方は、とっても簡単ですよ!

銅製フードのナチュラルな照明『ロイNL1-L07』

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『ナチュラルモダン』なエクステリア・スタイル。シンプルにまとめられたカラーリングに、アクセントにちょっと自然を感じさせる素材やアースカラーを使っていますね!アイテムコーディネートも全体のシンプルさを壊さずに、ちょっと雰囲気のいいナチュラルテイストのデザインを探されることでしょう。


ご紹介する玄関照明『ロイNL1-L07』は、ナチュラルなコーディネートにピッタリのアイテム!素材の見せるイメージが、どこか懐かしさを感じさせます。写真のように、照明のフードは銅でつくられています。赤みをおびた金属カラーは、とってもクラシカルで、温もりを感じさせますね。スタイリングも横から見るとベルのように上が丸く裾が広がった形。あえて余分な装飾をしないことで、まとめられたデザインは、すっきりとした玄関ウォールにマッチングします。


写真では下を向いていますが、この銅製フードは回転して光の向きを変えてくれます。角度によってウォール全体を照らすことも、ライトの真下だけを明るくすることもできますよ。幅330mm×奥行き80mmの大きさは、玄関ウォールのスペースに柔軟にレイアウトできる小型さです。


ナチュラルでクラシカルなシンプルスタイリングに機能性が加わったアイテムは、『ナチュラルモダン』な門、玄関に、素敵なアクセントになるGateLampです!お勧めですよ!

ワイヤーで『表札』をつくる⑬

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いよいよ最後の文字「U」です。簡単そうに思えますが、Rが多いために、捻れてしまいやすい文字ですので、慌てず時間をかけてつくりましょう。


まずは、カーリングからです。直線ワイヤーの先端をラジオペンチで握って内巻きにカールします。カーリングの始めのほうは小さめに巻き込んでください。


カーリングができたら、直線に伸びるワイヤーを上に向かって大きめのRで曲げ返します。少しずつ丸めていってくださいね。


下の部分のRができたら、カーリングのやや下ぐらいの部分で上に伸びる直線ワイヤーを折曲げます。真下に折り返す要領です。折り返したら重ねてください。


最後にハネの部分をRをつけて曲げ返せば完成です。


ここで、カーリングの大きさと下の部分のRの大きさを調整しましょう。イラストでは、若干カーリングをゆるめて、下のRを小さめにしています。アクセントがついて、とっても目立ちますね。捻れも、このときに修正しましょう。平らな所において、ちょっと押しながら調整するといいですよ。


最後に余分なワイヤーをニッパーでカットして、完了です。意外に難しい形ですので、丁寧に作業してくださいね。次週回は「HYOSATSU」の文字をフレームに取り付けます。お楽しみに!

真鍮の輝くリング『Garden Light BH1012MF CL』

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だんだん初夏に近づき、暖かさが暑さへと少しずつ変わってきましたね。そろそろ、海を思い出す方々もいらっしゃることでしょう。


南欧風のエクステリア・スタイルのテーマは様々。ナチュラルなテイストで、自然素材をテーマにコーディネートされたり、アンティークな雰囲気のロマンチックガーデン調の演出であったり、などなど。


ご紹介するアイテムは、これから暑い夏を迎える季節に、ぴったりの『Garden Light BH1012MF CL』です!写真をご覧ください。ウッドデッキに筒状のライトが置かれていますね。クリアなガラス面を囲む金色のリングが、日差しに輝いています。船につけられているランプのような雰囲気ですね。乾いた木肌のデッキにも、とても似合う風貌です。このガーデンライトは、真鍮(しんちゅう)でつくられています。円形のカバーは、優しいRの柔らかい形。細い丸棒がガラスをガードするように立てられ、リングと交差します。とてもクリアな透明感のあるデザインですね!


直径119mm、高さ185mm、重さは約2.1kgとコンパクトなサイズ。設置スペースの問題にも柔軟に対応できます。ナチュラルモダンや南欧風、クラシックなエクステリア・スタイルに、お勧めのアイテムです。夕暮れのデッキに光るガーデンライトを是非、ご検討くださいね!

銅板で『インターホン・アクセサリー』をつくる⑬

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前回、アクセサリーの取り付け位置となる壁や柱に穴をあけました。ドリルの操作は無事終わったことでしょう。


インターホンの左右にあいている穴に、接着剤を流し込みます。コンクリートやタイルなど、材料によって接着剤は、選んでくださいね。ホームセンターでは、材質ごとに多くの種類が販売されています。乾燥の速さなど、店舗のスタッフにお勧めを質問するといいでしょう。


接着剤を流し込んだら、やや乾燥させてから取り付けます。アクセサリーと壁(又は柱など)の穴を位置あわせして、ビスを差し込みます。取りつけ用の穴の数だけビスを差し込んだら、接着剤が乾燥するまでガムテープなどで、仮止めしましょう。


板の壁(又は柱)には、錐(きり)でガイド用の穴をあけましたね。アクセサリーと壁の穴位置をあわせたら、木ネジを刺して、ドラバーで捻じ込みます。もちろん、釘を打ち込んでもOKです。


これで、アクセサリーの取り付けは完了です。出来栄えはいかがですか?ハンドメイドのアクセサリーです。世界中に、たった一つのあなただけのアイテム。ご家族の方も、きっと褒めてくれるでしょう。次回は、取りつけパターン例を最後にまとめてみます。お楽しみに!

木工『ポスト』ハンドメイド⑬

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今回は、壁や柱にポストを取り付けるためのパーツをつくりましょう。イラストのように、ポストの背面に取り付けるアーチ状のパーツと、壁や柱に取り付けるベース板の2つです。


まずは、アーチ状パーツづくりのために角材をご用意ください。角材の太さは、2cm角前後であればOKです。縦に使用する角材が長さ20cm、横に使用する角材が幅19cmです。ポストの背面の縦横サイズの半分ぐらいの大きさを目安にしてください。3本の材料合計で、長さは59cmですから、最低でも60cmの長さの角材が必要です。


差し金と鉛筆で角材に寸法を記入します。のこぎりの切りしろ分を2mmぐらいあけて、それぞれ寸法を記入してくださいね。書き終わったら、のこぎりでカットします。両刃のこぎりであれば横引きの刃を使って、できるだけ直角に切ってくださいね。


切り終わったら、ベース板とアーチ状パーツを結合するために使う穴をあけます。3本それぞれ、中心から上下(又は左右)5cmづつの位置(中心から穴の間が10cmあく)に鉛筆でマーキングします。そして、錐(きり)でドリルのガイド用穴を明けて、ドリルで貫通させます。このとき、角材の下に当て木を敷いて、クランプなどで固定してからドリルで穴あけ作業をしてくださいね。当て木を敷かないと、ドリルが抜ける下側の木の皮がベリッと割れ剥がれてしまいますのでご注意を!最後にヤスリがけで仕上てくださいね。

大きくなったね。『ポスト』で気づく、子供の成長34

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今日はみんなでお出かけです。弟レオンくんの初宮参りに行きます!お姉ちゃんのメールのときには、張り切って和服でしたが、今回はスーツにしました。さすがに2回目ともなると、段取りは慣れたもの!メールの時と同じところ。3人で出かけた神社に行きます。


本当に最初の頃は、何もかも調べて、悩んで、困って、ケンカしての連続でしたが、レオンの場合は大丈夫。何より、パパが慣れていますから、安心安心!メールもかなりお姉さんらしくなってきました。


パパとママの約束があります。

約束1、メールのことを必ず名前で呼ぶこと
約束2、お姉さんなんだからと叱らない
約束3、レオンのこともメールの時と同じでいいじゃないといわない

の3つです。「同じがいい」はOKですが「同じでいい」はダメなんです。この約束のおかげで、メールのことを叱りすぎることもなく。レオンのことを軽く考えずに済みます。2人目は、とかく慣れてきて心配が少ないから育てやすいといいますが、あまり奔放過ぎるのも考えもの。1人目に申し訳がないですから。


姉、メール2歳10ヶ月。弟、レオン0歳1ヶ月。メールのおかげでパパもママも親らしく成れたんだね!そして、レオンを大事に育てられるのも、メールと一緒に頑張ったからだね。本当にありがとう。パパもママも2人とも大切だからね!いつかきっと、一人立ちした2人から、素敵な手紙が届く日を楽しみにしてるよ!

山紫水明「ファセリア・カンパヌラリア」

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まるで、真夏の空と海のように濃いブルーの花「ファセリア・カンパヌラリア」です!でも、実はこの花はとても暑さに弱い品種、水はけもよくないと枯れてしまいます。越冬も無理という、デリケートな花なんです。たくさんの花を賑やかに咲かせるというよりは、釣鐘状の花を一つひとつを色鮮やか散りばめるような、優しい静かな花です。


写真は、ファセリア・カンパヌラリアの中でも、良く見かける「ブルーベル」という品種。蒼い釣鐘ですね。とても可愛らしい花で、直径2cmぐらいの大きさです。花丈は20~30cmですから、鉢植えにはぴったりのサイズですね!


花言葉は「山紫水明。山は日に映えて紫色に見え、川の水は澄んで清らかであること。山や川の景色が美しいことをいう。」と、とても気高く清らかなイメージです。空気も水も、山も空も、全てが汚れのない美しい環境を象徴する花。震災のために問題となっている原子力発電所。自然の偉大さと美しさの保護が大切なことに意識が高まっている今日に、窓辺で育てていただきたい花ですね。


----------ハゼリソウ科ファセリア属のカリフォルニア南部生まれの一年草です。花は5月~6月に咲きます。種まきは9月下旬~10月上旬で発芽適温は15~20度です。軒下などの霜よけできる場所やフレームで育て冬を越えましょう。耐寒性はあまり強くなく、暖地でも露地の越冬は困難なのでご注意を。高温多湿も苦手で、夏には枯れてしまいます。枝はよく分枝して横に広がるので、吊り鉢にも向いている品種です。

銅板で『インターホン・アクセサリー』をつくる⑭

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前回、ハンドメイドのインターホン・アクセサリーを玄関に取り付けました。出来栄えはいかがですか?きっと、味わいの深いものに、仕上がったと思います!


今回は、参考までに壁とアクセサリーの加工パターンによる組み合わせと、異なる加工方法の組み合わせによる設置例をご紹介して、銅板で『インターホン・アクセサリー』をつくる!を最終回とさせていただきます。


イラストをご覧ください!レンガ調のウォールには、槌目を活かした加工パターン。板壁には、丸みをつけた加工パターンで設置しています。ちょっと表情のあるコンクリートの壁面には、2つの加工を一緒に組み合わせた設置方法にしています。イラストでもおわかりのように、壁の材質とイメージによって、どんな加工方法を選ぶかで、ハンドメイドの味わいを更に活かしたエクステリア・スタイルのテイストをコーディネートできるんです!


光沢の強い丸みをつけたアクセサリーと、表面の凹凸が見せる渋みのある槌目のアクセサリーは、それぞれ、壁や柱の素材でイメージを変えていきます。


他にも、表面を腐食させ、アンティークに仕上る方法など表現方法はたくさんあります。ハンマーの変わりにマイナスやプラスのドライバーで凹凸をつけることもできますよ。(ドライバーをお使いになる場合は貫通ドライバーで)色々と試してくださいね!次回からは、木で『インターホン・アクセサリー』をつくる!です。お楽しみに!

木工『ポスト』ハンドメイド⑭

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今回は、壁側に取り付けるベース板づくりです!


板から切り出すときのサイズは、縦20cm×横15cm×厚さ2cmになります。最後にヤスリで仕上るときは、前回、角材でつくったアーチ状のパーツにスッポリ入るように、縦19.8cm横14.8cmの大きさになります。上下左右で0.2cmアーチ状のパーツより小さくするんです。


では、まず、板に寸法を書き込んでください。差し金で直角をとりながら、寸法線を鉛筆で書き込みます。このとき、仕上がり寸法も書き込んでくださいね。そして、のこぎりで切り出します。板の繊維によって、両刃のこぎりの横挽き刃、縦挽き刃を使いわけてさいね。


切り出しが終わったら、穴あけ位置を鉛筆でマーキングします。上から3cm左右それぞれの端から5cmの位置が上部の2つの穴です。下部の1つの穴は下から3cm左右中心になります。マーキングができたら、錐(きり)でガイド用の穴をあけて、次にドリルで貫通させます。このとき、当て木を敷いて、クランプなどで固定して作業してくださいね。


最後に仕上げをハンドサンダーや紙ヤスリで行います。アーチ状パーツとサイズをあわせながら、ヤスリ掛けの作業を行うと、寸法のズレが少なくて済みますよ!くれぐれもケガのないように作業してくださいね!

ランタンをモチーフにデザイン『ウォールマウントライトK-9021AGZ』

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クラシックなエクステリア・スタイルに求められるのは、重厚感と品格です。ちょっと重苦しいくらいの落ち着きと、歴史を感じさせるデザインが、家全体のイメージを格式高く演出してくれます。


ご紹介するアイテムは、『ウォールマウントライトK-9021AGZ』です。最近、注目された照明器具に、アウトドアで使用するランタンがあります。電球タイプのハンディランタンなど、お買い求められた方もいらっしゃることでしょう。写真のアイテムは、このランタンをモチーフにデザインされました。


傘の部分と、電球をカバーするように囲む丸められたワイヤ状のパーツが、ランタンのテイストを感じさせますね。アンティークな雰囲気は、表面の塗装がイメージさせます。本体は真鍮(しんちゅう)でつくられていますが、カラーリングを「エイジングブロンズ」と呼ばれるマット調の渋みのある錆びの味わいを再現した仕上がりにしています。光を放つ丸い玉は、電球形蛍光灯の40Wタイプと、明るめのもの。ウォール表面の質感表現を細かな影で再現してくれる程よい明るさです。


玄関の品格をアンティークに演出するお勧めのアイテムです。

ワイヤーで『表札』をつくる⑭

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「HOYOSATSU」の文字がワイヤーアートで完成しましたね!きっと優しい丸みやコミカルなイメージの表札文字が出来上がっていることでしょう。


今回は、形にした文字をフレームにまとめます。全ての文字を横に並べて、全体の縦横の長さを測ります。イラストのように、ちょっと上下左右小さ目の寸法で長方形のフレームをワイヤーでつくります。フレームは長方形であればOKです。固めのワイヤー材料でつくると、しっかりしたフレームになります。角の曲げ方や最後の連結の仕方は、基本技法を上手に活かしてくださいね。ラジオペンチで直角をつくり、最後は重ねて止める要領です。


フレームができたら、文字とフレームを細めのワイヤーで固定します。ワイヤー文字のフレームに重なっている部分に、紐を通すように細めのワイヤーをかけたら、裏側でワイヤーを捻り締めて余分なワイヤーをニッパーでカットします。捻り締めたワイヤーを更にラジオペンチで締め上げて、たたむように折重ねます。(折り重ね方はワイヤーで『表札』をつくる⑥参照)


1文字2ヶ所づつを目安に、上下それぞれを固定しましょう。固定が終われば、完成です。あとは、壁や門柱にワイヤー表札を取り付ければ、全ての作業は完了です。

ロマン香る和の光『Apro series Garden Lightクリスタル門灯』

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日本らしさをモダンに演出したエクステリア・スタイル『和モダン』。屋根に瓦の甍形状や木製のフェンスをあえてデザインに加えたモダンスタイルから、木の香るような自然素材をふんだんに採用したものまで、コーディネートは様々ですね!


ご紹介するアイテムは、和のスタイリングに加えて、時代の香りを漂わせる門灯『Apro series Garden Lightクリスタル門灯』です。


エイプロシリーズの照明は、オレンジの柔らかな光で、夜の玄関をともすのが特徴。使われている材料も、鉄や銅、真鍮といった、金属そのものにアンティークな味わいをもっているものです。


写真の門灯は、鉄の重厚さを黒のカラーで表現し、クリスタルのカバーで電球を覆った組み合わせです。立方体形状の四角いフレームは、古めかしさと頑固さを感じさせます。スタイリング全体からイメージさせるのは、大正時代の照明器具のような、時代と歴史のロマンティックさです。木製の柱に掛けられた姿は、日本らしい趣が感じられますね。


幅120mm×高さ210mm×奥行き150mmの小ぶりなサイズも、日本の住宅にぴったりのコンパクトさですね。さりげなく、存在感を訴えるガーデンライトが、ご家族の夜の帰宅を暖かに出迎えてくれますよ!お勧めのアイテムです。

ワイヤーで『表札』をつくる⑮

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「HOYOSATSU」の文字をフレームに取り付けました。いよいよ、壁に設置を開始します!


まずは、完成したフレーム付きワイヤーアート表札を、取り付ける玄関の壁や柱に実際に掲げて見ます。どこがいいかな?と位置が決まりましたら、鉛筆でフレームの4隅をマーキングしましょう。イラストのように、壁にはマーキングした鉛筆の印が残りますね。


このマーキングした4ヶ所をドリルで穴あけします。ドリルであける穴の大きさは、使用するビスの太さより、0.5mmぐらい大きいサイズです。一度に4ヶ所あけないでくださいね。最初にイラストの①を穴あけします。この状態で、もう一度、表札をあてて②~④のマーキング位置を確認します。ズレていなければ、①の対角線にある②を穴あけしましょう。念のためもう一度、表札の位置をあわせて③。同じように④の順で穴をあけます。


深さは、表札をビスで挟んだときに調度いい深さにしましょう。あらかじめ、ドリルの刃に、粘着剤のついた紙テープを巻いて、どこまでの深さで穴あけするか印をつけておくと、いいですよ。


穴あけが終わったら、接着剤を穴に塗り込んで、ビスを差し込みます。接着剤は壁の材質にあわせて、選んでくださいね。あとは、乾くのを待つだけです。

木工『ポスト』ハンドメイド⑮

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さて、前回で、取り付け用パーツは、寸法での切り出しと穴あけが完了していますね。アーチ状パーツは3本の角棒それぞれに穴があいています。ベース板は長方形で、正面から見て3つ穴があきました。アーチ状パーツは、ポスト本体の背面に釘打ちし、ベース板は設置する壁や柱に取り付けるパーツです。


今回は、アーチ状パーツの3つの角材を組み立てます。縦に長い2つのパーツの切り口に、接着剤を塗ります。このときの穴の向きは、イラストのように、縦長パーツは上から見て左右両サイドを貫通し、横位置のパーツは上から見て、上下に穴が貫通している方向です。接着剤がやや乾いたら、縦横のパーツを貼り付け、位置あわせのために、ベース板を差し込みます。これでアーチ状パーツとベース板がずれる心配はありません。


次は、作業台に板を1枚クランプで固定します。この固定した板に、イラストのような向きで、アーチ状パーツとベース板を組み合わせた上体で当てて、クランプで固定します。作業台の角の部分を使って固定しましょう。


アーチ状パーツの横位置の角材に釘を打ち込んで連結するための作業です。角材それぞれの穴の向き、作業台に固定するときの方向に注して作業を進めてくださいね。次回は、アーチ状パーツの連結と、ポスト本体への取り付けです。お楽しみに!

木で『インターホン・アクセサリー』をつくる①

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さあ、今回からは、木で『インターホン・アクセサリー』をつくる!です。


イラストを見てください。完成予想として、3種類の加工方法でつくるインターホン・アクセサリーをご紹介しています。


左から、木の丸棒を木工用ヤスリで滑らかな凹凸をつけるように削りだした加工方法。自然の木の枝のしなやかさを表現していますね!


真ん中は、角材を使ったアクセサリーです。大工道具では知らない方はいないと思いますが、「のみ」を使って、角材を部分的に切り落として、細かな部分を彫刻等で掘っていきます。木の表面の自然なフォルムを強調したような仕上がりにしていく方法です。


右側のアクセサリーは、とても簡単につくれるデザインで、細い丸棒をのこぎりで切りそろえて、切り口を整えます。


どのデザイン・加工方法も、既に円筒形や直方体に製材された材料を使うことで、インターホンの枠にしやすい直線部分を活かしてつくります。今回からのハンドメイドクラフトでは、大きく分けて「削る」「彫る」「切る」の3つの木の加工を体験できるように、デザインをしてみました。もちろん、3つの手法を組み合わせたデザインを考えておつくり頂いてOKです。ご自宅の玄関の壁や柱に、どんなデザインが似合うかをよーく検討してくださいね。


次回は、それぞれのデザインでの材料に、寸法を描き込んでいきます。お楽しみに!

江戸の時代から咲く大紫「つつじ」

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都会でも、地方の自然豊かな場所でも、5月には至るところで美しい花を咲かせるのが「つつじ」です。みなさんも紫や赤、白のつつじを出勤途中や買い物の途中に見かけませんか。


写真は、つつじの中の「大紫」という品種です。赤紫色の大きめの花を咲かせる代表的な品種で、遠いとおい昔、江戸時代の中期に生まれました。街中でよく見かける理由は、とても丈夫な品種だから。公園や道路などに植えられているんですね。


つつじの花言葉は「愛の喜び」「情熱」「初恋」と、おとなしい雰囲気の、花のイメージとは、ちょっと違った情熱的な意味があります。毎日、当たり前に通る道端で、つつじに出会ったら、ちょっと足を止めてください。あなたの疲れもきっと癒えるはずですよ。


-----------「つつじ」は、日本人に最も親しまれている植物の一つで、とても古くから栽培されています。一般的にはサツキを除く、半常緑性のヤマツツジの仲間(ツツジ属ヤマツツジ節)を総称として「つつじ」と呼んでいます。ヤマツツジの仲間は、約90種。アジア東部に分布します。日本には17種が自生し、江戸時代中期に、本霧島や白琉球、大紫など、現在も数多く栽培される園芸品種がつくられました。 品種改良されたつつじは、とても育てやすく、庭植えはもとより、鉢植えでも育てられます。ちょっとベランダやテラスで、園芸感覚で育ててみてはいかがでしょうか。

大きくなったね。『ポスト』で気づく、子供の成長35

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「いこう!いこう!」「こらこら。レオン。暴れないで。ママ疲れちゃうよ。」

メールが元気よく玄関を出て行くと、私に抱かれたレオンが、体をくねらせ、手足をバタバタさせています。お姉さんのメールが、先に行くのを追いかけようとしているのでしょうか。もう、のけぞる仰け反る。男の子は大変ときいていましたが、やはり、女の子のメールとは生まれた時から、違うんですね。


今日はメールが入る幼稚園に行きます。3歳の誕生日を迎えると入れる「2歳の学年」です。何度かプレスクールでお友達もできているので、メールは楽しそう。今日の見学を最後に来月からは幼稚園です。


姉、メール2歳11ヶ月。弟、レオン0歳2ヶ月。早いものですね。子供が小さいのは、ほんのわずか。短い期間だけです。


---------------幼稚園への入園は、3年保育の場合、入園する4月以降に4歳になるお子さんが入れます。2年保育は4月以降に5歳になるお子さんですね。一般的に3歳の学年は3年保育の年小さん。4歳は年中さんです。幼稚園によっては、3歳の誕生日を迎えたら入園できる年小さんより更に一つ下の「2歳の学年」を設置している場合もあるそうです。そして、3歳前のお子さんに馴染んでもらうためのプレスクールで、幼稚園に馴染んでもらう仕組みもあるそうです。地域によって、大きく保育年数が異なりますので、早めに入園の仕組みは調べたほうがよさそうです。

木工『ポスト』ハンドメイド⑯

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前回、作業台に板材と取り付け用パーツが固定できました。板材は、パーツの取り付け時のストッパーですので、少しきつめにクランプを締め付けてしっかりと固定してくださいね。


まずは、錐(きり)で釘打ちするためのガイド穴をあけましょう。アーチ状パーツの上部にある横位置のパーツです。縦の2本の角材を固定するために、左右1ヶ所ずつガイド穴をあけてください。


次に、釘をガイド穴に刺して、ハンマーで打ち込みます。やや、斜めに釘が入るように、ガイド穴も斜めにあけておくといいですよ。


アーチ状パーツの結合ができたら、ポスト本体の背面に取り付けます。取り付けパーツをポストの背面に置いて、だいたい真ん中の位置にあわせます。位置あわせができたら、鉛筆でポストの背面にパーツの位置を線引きして印をつけてください。そして、アーチ状パーツに釘打ちする場所もマーキングします。アーチ状パーツの1つに3ヶ所は釘打ちするように、鉛筆で点を落としてくださいね。


ーキングできたら、アーチ状パーツに錐でガイド穴をあけて、釘を刺し打ち込みます。ポスト本体と取り付けパーツの位置をあわせて、どこか1ヶ所釘打ちをしてから、曲がっていないか確かめて、残りの釘打ちをしましょう。アーチ状パーツの左上の角を最初に釘打ちするのが、お勧めの手順です。


続いて、アーチ状パーツとベース板の結合用ガイド穴をあけますので、そのままの状態にしておいてくださいね。

木で『インターホン・アクセサリー』をつくる②

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まずは、インターホンのサイズを測りましょう。差し金を使って、インターホンの高さ(縦の長さ)と幅(横の長さ)を同時に測ります。デザインによっては、奥行きも必要ですので、念のため測りましょう。イラストのように、差し金をインターホンに引っ掛けるように当てると、角を基準にして直角に長さが測れます。


サイズを測り終わったら、大き目の紙に四角を描いてください。紙の左右天地で中心線を引いてから、測ったサイズで長方形を描きます。


このインターホンサイズの長方形に材料をあてて、加工する寸法を鉛筆で描き込んでください。ここでは、上下パーツのどちらか1つだけ印をつければ完了です。もちろん、左右もどちらか1方だけで、かまいません。同じ寸法の他のパーツは、基準になる1つを切り出してから、切り出した材料に揃えて作成します。


それぞれのデザインで、使用する材料は、イラストの左が丸棒と薄い板材。真ん中が角材と薄い板材。右が細い丸棒と薄い板材です。


3つのデザインともに、薄い板材は左右の縦に位置するパーツです。上下のパーツをつなぐ役割ですので、上下パーツの太さを使う数量だけ含めたサイズを描き込んでくださいね。


次回は、のこぎりで基準になる材料を切り出していきます。お楽しみに!

海の恵みでつくられた『ファイバープランター シグマYA-F004W09E』

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写真は、リゾートの雰囲気でコーディネートされた門ですね。芝生の緑も、とてもきれいです。白い門の前に、背の高いグリーンが配置されています。


写真のプランターは、『ファイバープランター シグマYA-F004W09E』です。目の高さに植えられた緑の葉は、門に向かって歩いてくる方の、ちょうど視線に入ります。無意識に自然の安らかさが目に写るコーディネートですね。


このプランターは、マグネシアセメントと呼ばれる海水から生成されるマグネシウムを原料としたセメントと、ガラス繊維でつくられています。海の恵みが原料なんです。


スタイリッシュモダンなエクステリア・スタイルは、白、グレイ、黒のモノトーンを基調に、無機質に都会的なイメージをつくりだします。無駄を省いたスタイルに、先進さを感じられる方も多いことでしょう。


そんな洗練された空間にも、ほんのちょっと「ゆとり」をもちたくはないですか。訪れるお客様。帰って来る家族。ホッとできる安らぎを感じさせるには、グリーンやフラワーの空間アレンジが効果的です。


背筋を伸ばしてさっそうと歩くご主人が、無意識のうちに心にゆとりを生み出せる、視線のグリーンコーディネート。写真のプランターであれば、簡単に玄関を演出できます。高さ900mm×幅350mm×奥行き350mmの腰高サイズ。重さは14kgです。是非、ご採用くださいね。

ワイヤーで『表札』をつくる⑯

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前回、壁にビスを接着剤で止めました。きっと、乾いて固定されていることでしょう。今回は、表札を取り付けます。


表札のフレームの4角ををビスに掛け、位置をあわせます。フレームがゆがまないように、注意してくださいね。


表札を掛け終えたら、ビスとフレームをワイヤーで固定していきます。角の部分にフレームの下側から細めのワイヤーを通して、ビスにひっかけるように巻き上げます。ワイヤーの両端を捻り締めて、固定しましょう。締め終わったら、余分なワイヤーをニッパーでカット。捻り締めた部分をフレームの後ろ側に折り倒して、隠します。他の3ヶ所も、同じ要領で固定してください。


これで、ワイヤーアート表札の設置は完了です。いかがですか?左右に傾かずに設置できましたか。設置作業の注意は、やはり、フレームがゆがまないように注意することと、形づくった文字が、曲がったりしないことです。ワイヤーアートの持ち味は、カーリングやゆるいRの形状。もし、設置の途中で形がくずれたら、取り付け完了してから、ラジオペンチで修復してくださいね。これで、全ての作業が終了しました。


次回から、新たなハンドクラフト手法で、表札をつくり始めます。お楽しみに!

テラコッタの風合い『TreilleポットEZ3-TRE-SET』

TreilleポットEZ3-TRE-SET


『ナチュラルモダン』なエクステリア・スタイルは、シンプルなスタイリングの中に、アースカラーや自然素材の風合いを盛り込んで、優しさや暖かさ、和みの演出をするのが、特徴ですね!あくまでもシンプルで、爽やかなテイストは、ワンポイントのアクセントとなるアイテムコーディネートが重要。


写真は、イタリア生まれのデザイナーズポット『TreilleポットEZ3-TRE-SET』。開放的なウォールに、テラコッタ製のポットを吊り下げて、フラワーコーディネートできる逸品です。とても明るい演出ができますね。縦3段にならんだポットは、歩いている状態で、花の美しさを見せてくれます。日差しを遮断する壁がないため、朝、昼、夕方の太陽の傾きによって、光と花の織り成す自然の演出も楽しめますね。


形は、太めの竹を刳り貫いたような筒の上部が開いているフォルム。テラコッタの素焼きの雰囲気とマッチして、ナチュラルさは満点のデザインです。ポット3つを設置した状態で、高さは2,200mm。幅は1つのポットが700mm。ポットの直径は120mm。重さは11kg。テラコッタの質感を生かせる表面マット仕上で、吊り下げ金具もセットになったお得な商品です。


さりげなく花の存在感を主張でき、派手過ぎないシンプルなデコレーションを可能にするデザイナーズポットを是非、ご採用ください!

真鍮で『表札』をつくる①

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今回からご紹介する手づくり表札は、真鍮(しんちゅう)という金属を削りだして作成します。イラストは、真鍮の黄金カラーが輝いているイメージです。なかなか、磨き上げた実物の真鍮をイラスト表現するのは難しく、その魅力を伝えきれません。黄金色の金属的な表情と、奥行きのある輝きは、実際に完成すると、とても感動的なものです。


使用するのは、3mm厚以上の真鍮板。金のこぎりでカットし、ドリルの穴あけで、文字の中窓部分を作成します。そして、金ヤスリで形を整え、金属用の紙ヤスリで表面をなだらかに仕上ていく、鍛金(たんきん)手法を使います。


これまで他のカテゴリー「銅板でインターホン・アクセサリーをつくる!」などでもご紹介しましたが、「なまし」と呼ばれる金属を加工しやすくする工程や、ヤスリの使い分けによる形づくりは、ほぼ、同じような技法です。違いはやはり、真鍮ならではの特徴的な注意や、切り文字をつくるための作業工程になります。


完成した真鍮アイテムは、毎日、磨き上げるという楽しみも生まれます。文字のデザイン手順から、切削、表面仕上、取り付けまでをご紹介していきますので、楽しみにしてくださいね!

木工『ポスト』ハンドメイド⑰

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前回、アーチ状パーツをポストの背面に釘止めしました。アーチ状パーツにベース板を差し込んだ状態で、作業を終えましたね。このままの状態で、今回は結合用ガイド穴をあけます。


アーチ状パーツの穴から、錐(きり)を通してベース板のサイドにガイド穴をあけます。イラストでは全部で6ヶ所。できるだけ、ガイドが斜めにならないように、あけてくださいね。


ガイド穴をあけ終わったら、ベース板をはずして、ガイドがきちんと、あけられているかを確認します。ここまでの作業が完了したら、今度は塗装の準備に入ります。


まずは、ポスト背面に釘打ちしたアーチ状パーツの表面を、紙ヤスリで平らにします。エッジの部分も面取りしておきましょう。ベーズ板は、当て木に紙やすりを巻いて、平らにヤスリがけをします。


紙ヤスリを掛け終わったら、表面をクリア塗料で塗っていく作業です。板の木目に沿って、平行に動かすように刷毛を左から右に動かしましょう。角の部分などは、刷毛の先の部分を使って、塗料が厚くなりすぎないようにします。1度の塗装は、あまり大量の塗料を着けずに、薄塗りします。乾いたら塗装を3回は繰り返しましょう。ポスト全体とベース板の塗装が終われば、あとは壁や柱に設置するだけ。


次回は設置方法をご紹介します。お楽しみに!

木で『インターホン・アクセサリー』をつくる③

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今回は、寸法を記入した材料から、基準になる1本のパーツを切り出します。丸棒、角材、細い丸棒と、材料によって若干加工の際に注意が必要!


丸棒は、クランプで固定するときに、当て木を挟み込みますが、このあて木にちょっと一工夫。細長いもう1枚の当て木を先に釘止めしておきます。細長い当て木は、丸棒と同じ高さのものを用意しましょう。イラストのようにL型になるようにつくります。これで、のこぎりを挽いても、丸棒が転がってクランプが外れることはありません。角材は、当て木を挟んでクランプ止め。細い丸棒は、太い丸棒のときと同様に、丸棒の太さと同じ高さのもう1枚の当て木をL字に釘止めして使います。


基準の材料を切り出したら、材料の固定位置をかえましょう。基準のパーツを固定した材料の上に重ねて、のこぎりの刃のガイドにして挽けば、同じ長さの材料が切り出せます。それぞれ、丸棒、角材、細い丸棒ともに、同じ要領で必要数の材料をカットしましょう。


のこぎりは、どの材料も横引きの細かい刃を使います。基準の1本目をカットするときは、最初は力をあまり入れずに軽めにのこぎりを挽き、だんだん力を入れていきます。引く時に力を入れるのが和製の両刃のこぎりを使うコツです。


基準パーツをガイドに2本目以降をカットするときは、最初から強めの力で挽いても大丈夫です。次回は、削る彫るための加工準備をご紹介します。お楽しみに!

アカデミー賞・受賞俳優の愛した薔薇「ヘンリーフォンダ」

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とても豪華なイメージの花。薔薇です。写真は、黄色い大輪の薔薇で、名前は「ヘンリーフォンダ」。


深い黄色の花びらが、鮮やかですね。とても強い品種で、花の色が褪せないことが、特徴です。12cmの大きさに花開き、直立性の樹形は、地面から真っ直ぐに立ち、高さは1.2mにも育ちます。花びらの数も20~25枚と幾重にも重なり、とても存在感がありますね。


春夏秋冬に美しい花を咲かせる四季咲きの薔薇。みなさんご存知の、アメリカの名優・ヘンリーフォンダが、この黄色い薔薇をこよなく愛したといわれています。このアカデミー賞俳優にちなんで付けられた名前です。


黄色い薔薇の花言葉は、「あなたを恋します」「友情」です。でも、ちょっと寂しい花言葉も多く「薄らぐ愛」などの意味もあります。美しさとは裏腹に悲しい意味と儚さを感じさせますね。初夏に見る「ヘンリーフォンダ」は、とても美しく気高いイメージです。花の色と同じように、色あせない恋する想いを伝えるかのように、いきいきと咲いています。


----------ヘンリーーフォンダは、第2次世界大戦後、除隊した後に、1946年の『荒野の決闘』でワイアット・アープを好演しました。OK牧場の決闘を描いた名作です。フォンダ自身も「数少ない納得できた作品」と語っている出来栄えの映画。19467年『逃亡者』、1948年『アパッチ砦』でも、ジョン・ウェインと並びフォード映画になくてはならない主演俳優となりました。1981年『黄昏』は、翌1982年にアカデミー主演男優賞とゴールデングローブ賞を受賞する代表的な映画です。

大きくなったね。『ポスト』で気づく、子供の成長36

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「レ・オ・ン。つんつん。ちょいちょい。」「こらこら、ちょっかいださないの。」


パパに抱っこされて、すやすやと眠る弟、レオン君のお尻をメールちゃんが指先でつんつんします。パパは笑顔で、ダメダメとメールちゃんに注意しているところ。


ポカポカのお日様は、小さな赤ちゃんを眠りに誘ったようです。パパに抱かれてユラユラしているのも、とっても安心で、気持ちいのでしょう。お姉さんのメールちゃんは、まん丸のレオン君のお尻が可愛いのでしょう。ついつい、指で、つっついてしまうようです。とっても笑顔なシーンですね。今日はパパがお休みの日。3人で近くの公園までお散歩です。


2歳12ヶ月目。もうすぐ3歳の誕生日を迎えるメールちゃんは、これからは幼稚園に行きます。とっても大きくなりました。そして、0歳3ヶ月の弟・レオン君は、見るみるふっくらした、ふわふわ、まん丸の体つきになっています。2人とも、とっても大きくなるのが早いんですね。


-------------------0歳3ヶ月目に入ると、生まれたての時の約2倍の体重になるほど、赤ちゃんはふっくらしてきます。同時に満腹感を感じるようになるため、急にミルクを飲む量が、少なくなったような気になるのも、3~4ヶ月目に起こる変化です。小さかったお子様も、3歳の誕生日を迎えるころには、会話、行動、気遣いなど、人同士の触れ合いに体と心でコミュニケーションできるようになります。素敵な成長ですね!

木工『ポスト』ハンドメイド⑱

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前回、塗装を終えて、全ての加工作業が終わりました。今回は、ポストの取り付けです。ポストを設置する壁や柱に、完成したポストを持っていき、位置あわせをしてください。


場所が決まったら、鉛筆でマーキングしましょう。壁や柱に描かれたマーキングを基準に、ベース板を取り付ける位置を差し金で寸法を測ってマーキングします。ベース板を壁や柱にあてて、穴あけ位置を鉛筆でマーキング。あとは、ドリルでベース板の取り付け用穴をあけてください。ドリルの穴あけとベース板の固定方法は、スタッフブログの銅板で『インターホンアクセサリー』をつくる!⑫を参考にしてくださいね。


ベース板が壁や柱に固定できたら、ポスト本体をアーチ状パーツの部分でベース板にはめ込みます。しっかり位置あわせをしたら、アーチ状パーツにあけた穴から、木ネジを通してドライバーで締め込みます。このときに使うドライバーは、棒の部分が長いものを使いましょう。また、磁石が仕込まれているドライバーを使うと、金属のも木ネジが、ドライバーの先端に磁力でくっつきますので、ガイド穴に刺し込みやすいですよ。


左右それぞれ2ヶ所。上部に2ヶ所の木ネジを締め込んだら、取り付け完了です。木ネジの長さは、アーチ状パーツの厚さの2倍を目安に、選んでくださいね。これで、全ての作業は完了です!


次回からは、銅板と木でつくるアンティークなポストのつくり方をご紹介します。お楽しみに!

木で『インターホン・アクセサリー』をつくる④

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前回、アクセサリーの材料を切り出しましたね。今回は、おおまかな加工方法をご説明します。細かな詳しい手法は、次回からご説明しますね。


まずは、丸棒の加工方法です。最初に、のこぎりで、丸みをつける部分に切り目を入れていきます。深く削る部分は深く切り目を入れ、浅くRを付ける部分は浅く切り目を入れてください。のこぎりで切り目を入れた部分を半丸や丸いヤスリで削っていきます。のこぎりの切り目が、深さのガイドになるようにします。


角材の加工も、最初にのこぎりで切り目を入れます。のみで彫り込む場所になる、角材の角をのこぎりで挽きましょう。切り目の左右の部分をのみで彫っていきます。


細い丸棒のパーツは、他の2つに比べて簡単です。4本を揃えてクランプで固定し、ハンドサンダーで切り口を平らにしていきます。クランプで固定するときの当て木の大きさをパーツ4本分の幅にし、細い丸棒の太さ分の高さがある転がり止め当て木を用意することがポイントです。


まかな流れをご説明しました。ヤスリの削り込みも、のみの彫り落としも、なだらかな曲線をつくり出すためには、もう少し細かな技法が必要です。ハンドサンダーの平らに削る作業は、切り口揃えに加えて面取り加工が必要ですので、次回以降にそれぞれ、ご説明しますね。


どの作業も、固定したパーツが外れるときが、ケガにつながる時です。しっかりと注意して固定しましょう。次回をお楽しみに!

情緒あふれる和のテイスト『窯肌破れ壺』

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和風のマテリアルといえば、焼き物ですね。写真のよな樹木と木肌の美しい自然美を活かした和モダンなコーディネートには、瀬戸や益子など、素朴な陶器が似合います。


ご紹介するアイテムは、整った陶器ではなく、ちょっとアクセントに形を加工した逸品『窯肌破れ壺』です。割れてしまった壺を花瓶代わりにしているわけでは、ありません。背の高いグリーンと丈の低い草花を同時にコーディネートして、しかも、情緒的なスタイルにするために考えられた鉢です。


グリーンは、壺の口の部分から真っ直ぐに伸びます。葉の長い柳のような雰囲気の枝葉は、割れたようなイメージの前面の開口から顔を出します。赤く染まった紅葉を想わせる枝は、ちょど中間の位置に配置されました。なかなか、他のアイテムでは見せることのできないレイアウトですね。


このプランターは、信楽焼(しがらきやき)でつくられています。ろくろを連想させるリング状のパターンと和の情緒を表現した釉(うわぐすり)のグラデーションが、ハンドメイドのように仕上れています。


和の空間に、古きよき時代・骨董のようなエッセンスを加える素敵なイメージアイテム。きっと、ご自宅の玄関を飾るグリーン&フラワーコーディネートを、奥ゆかしく、美しくデコレートしてくれます。お勧めですよ!

真鍮で『表札』をつくる②

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まずは、文字のデザインから始めましょう。真鍮(しんちゅう)の板を切り、削りだしてなだらかなRをつけた文字に加工しますので、太目の線でできている書体を描きます。


上下に2本の平行線をひきます。表札にする文字の高さの基準となる線です。ここでは、間隔を4cmあけています。次にこの2本の線を区切っていくための目盛りを付けます。1文字の幅を3.2cmとし、間の空きを2mmにしました。「HYOSATSU」の8文字を作成しますが、文字をデザインするのは、重複している「S」を1文字省いた7文字分です。


印を付け終わったら、区切り線として縦の枠線をひいていきます。直定規と三角定規を使うと線引き作業は早くできますよ。


区切り線ができたら、まずは文字の縦線になる幅をひいていきます。ここでは、幅8mmにしました。今度は横線です。文字によって横線の幅は異なります。「S」は横線の本数が多いので7mm。他の文字は7mm~11mmの間で、バランスをとってひいています。


縦横線がひきおわったら、角の部分に丸みをつけましょう。内側の角と外側の角、両方に丸みをつければ、デザインは完成です。実際に真鍮を加工するためには、「S」の文字がもう一つ必要になります。また、型紙の原紙を残すためにもコピーをとっておきます。


次回は、真鍮板を加工しやすくする「なまし」の方法です。銅板とは手順が異なりますので、ご説明します。お楽しみに!

真鍮で『表札』をつくる③

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前回、文字のデザインが完了しました!イメージどおりの丸みのある英文が完成しましたね!さて、コピーもとったデザインを型紙として切り抜きましょう。直線部分は定規を使ってカットし、Rの部分は、フリーハンドでカッターで切り抜きます。カッターでRを切るときには、紙のほうを回すと、綺麗なRにカットできますよ!「HYOSATSU」とここでは、必要な文字を全てカットしました。


すぐに真鍮(しんちゅう)板に貼り付けるのではなく、まずは、文字の型紙を並べてみましょう。削りだすことを考えて、スペースは少しだけ余分にとっておきます。並べ終わったら、釘で必要なスペースをマーキング。ちょっと目印として傷をつけてもらえば充分です。マーキングに沿って、釘と定規で、カットする枠を描きます。必要な材料の幅と長さの枠が描けたら、金のこぎりで、切り出してください。


「なまし」という真鍮を切りやすくする工程前ですので、硬く切りづらいと思います。慌てずに少しずつ切ってください。もちろん、クランプと当て木を使って、真鍮板は、作業台に固定してから、カットしてくださいね!文字として切り出す部分を間違って切らないように注意さえしておけば、多少のジグザグは問題ありません。「なまし」が終わったあとでは、切る削るの作業もしやすくなりますので、ここでは、おおまかな材料取りと考えてください!次回は「なましと型紙の貼付」の作業です。お楽しみに!

ハンドメイドテラコッタ『Balconino ポット+ソーサーセット』

ハンドメイドテラコッタ『Balconino ポット+ソーサーセット』


とってもユニークで不思議なデザインのポットをご紹介します。まるで、古代遺跡にあるような、モニュメントに見える積み上げ型ポット『Balconino ポット+ソーサーセット』です。ダルマ落としにも見える、楽しいスタイリングですね!


このポットはイタリアで企画・デザインされました。自由で柔軟な発想で、つくられています。ハンドメイドのテラコッタ製で、クラフトマンシップ溢れる素焼きの質感です。積み上げられたポットの、お茶を注ぐきゅうすの口のような部分から、グリーンが顔を出します。


写真では、とても大きく見えますが、実はサイズは小さめ。1つのポットは、丸い部分が直径30cm高さ20cmと日本のガーデンにぴったりのサイズ。グリーンや花々が顔を出す、口の部分を入れても幅40cmです。重量は、9.5kgですので、土を入れて積み上げれば、風で倒れる心配は、ほとんどありません。


テラコッタ粘土の造形を、お庭のアクセントとして配置してみては、いかがでしょうか。背の低い花をジグザグに積み上げて、1m40cmのシンボルタワーをつくる。丈の高いグリーンを中心に、サークル状のミニモニュメントとしてレイアウトする。などなど、コーディネートのバリエーションは色々です。南欧風のロマンチックガーデンに、ハンドメイドテラコッタのナチュラルで民族調のイメージを是非、エッセンスとして加えてください。グリーン&フラワー+素焼きのマテリアルで、素敵なデコレーションができますよ!

木で『インターホン・アクセサリー』をつくる⑤

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丸棒を削るヤスリ掛けの方法をご紹介します!前回、簡単にご説明しましたが、細かな加工のポイントになるのは、半丸ヤスリと丸ヤスリを使い分けて、形づくっていくところです。


まず、のこぎりの切り目の真上に半丸ヤスリを当てて、前後に動かして削っていきます。はじめは、力を抜いて、だんだん力を入れていくようにしましょう。ヤスリは押すときに削れますので、力を入れるのは前に押すときです。最初は、柄に近いほうの幅広の部分を使って、広めに削り、だんだん先のほうの幅の狭いほうで溝を深くするように削りましょう。


大きなRに削った後は、丸ヤスリで、半丸ヤスリで削ったキワの部分を削ります。この作業は力を全体的に抜いて、少しずつ形を整えるように行います。


大きななだらかなくぼみができたら、材料を裏返しになるように回転させて、小さなRを丸ヤスリでつくっていく作業です。削り過ぎないように、のこぎりの切り目の上から、丸ヤスリを当てて、前後に動かします。ここでも、最初は力を抜いて、だんだん強めに力を入れて削りましょう。もちろん、押すときに削れますので、注意してくださいね。


好みに応じて、半丸ヤスリで、全体の形を整えたり、丸ヤスリで小刻みにくぼみをつけてもいいですよ。丸棒に流木のようなゆるやかなRを描くのが、この加工パターンの狙いですので、時々、全体の形を確かめて作業してください。もちろん、クランプで固定して削ってくださいね!

銅板&木『ポスト』ハンドメイド①

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いよいよ、新しい加工方法のハンドメイドポストが始まります!前回までのシリーズでは、木だけを使ったポストでした。今回からは、ベースを木でつくり、表面は銅板で製作する「銅板&木」のハンドメイド方法をご紹介します。


イラストのように、ポスト上部のカバーと前面パネルの表面に、銅板をRを描くように取り付けます。銅板の表面は、ハンマーで凹みをつけるハンマートーンのデザインを加えた、表情豊かな仕上がりを目指すデザインです。


銅板にRをつけるために、木でつくる本体の、カバーと前面パネル部分に丸みをつける加工にします。側面、背面、底面は、前回までのシリーズ同様、フラットな板の切り出し作業が中心です。


ちょっと難しい工程は、Rをつけた木のベースに沿って、銅板に丸みをつけていくプロセス。銅板を叩きながら、丸めこんでいきます。木工と鍛金の2つの加工方法で1つのポストに仕上るシリーズ。


時間も手間もかかる方法ですが、完成したときの達成感は、一層高くなるでしょう。お好みに応じて、銅板の表面のデザインは、変えられます。ハンマートーンではなく、鏨(たがね)やポンチで、文字や形を描くのも楽しいですよ!ポストの形になれば、様々な表面処理を楽しめる加工方法ですので、是非、チャレンジしてくださいね!それでは、次回をお楽しみに!

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