青い花びらの先が、ちょっと紫がかった花です。明るい空をイメージさせるカラーの花ですね。写真の花は、青の「デルフィニウム」。
「デルフィニウム」は、ギリシア語のイルカを表すDelphisが名前の由来。蕾の形がイルカに似ていることから、つけられました。和名は大飛燕草(おおひえんそう)。あまり、この名前は知られていません。ヨーロッパや北アメリカで生まれた花で、250種類以上もの品種があります。大きなジャイアントタイプの品種は背丈が120cmまで伸びるものも、あるそうです。切花で人気のあった品種ですが、洋風ガーデンでの園芸にも、好まれるようになっています。
品種の1つデルフィニウム・ブラックライトの花言葉は、「大天使ガブリエルの蒼いマント」と、とても格調の高い高貴な花言葉を与えられたものもあるんです。一般的な花言葉は、「高貴」「尊大」「慈悲」「清明」「あなたは幸福をふりまく」と、神様に仕える聡明な人格者のような意味がつけられています。あなたのお庭をイングリッシュガーデンにするなら、主役の花としてお勧めですよ!
--------------キンポウゲ科の属の一つ。日当たりと水はけ、風通しの良い場所が最適な栽培環境です。種からの栽培は大変難しいので、苗付けを秋にするのが一般的な育て方として知られています。寒さには強く、冬越えは意外に簡単。4月から7月に花を咲かせます。涼しい環境を好む花ですので、日本の夏の暑さには耐え切れず、枯れてしまうことが多いため、お花屋さんでは1年草として、ご紹介しています。